子どもの睡眠トラブルは、
お母さんのせいなのでしょうか?
いいえ、そうではありません!
発達障害・グレーゾーンのお子さんの中にも
発達障害の特性のないお子さんの中にも
睡眠トラブルが生じます。
朝、起きられない
夜、眠れない、何度も目覚める
生活習慣の乱れ
夜更かし
昼夜逆転 など
すべて、お家の中で
起こることなので、
お母さんのせいだ
お母さんのしつけがなってないんじゃないか
と、誰かに責められたり
もしくは、
お母さん自身が
自分を責めているのでは?と
私は、とても心配しています。
それは、
私が、そうだったからです。
自分のしつけが悪いからだと
想い込んだ私がしたことは、
もっと、しつけを厳しくする
ということでした。
必ずと言っていいほど
枕詞のように
「早く」
「ちゃんと」
と、付け加えて指示ばかり。
すると、
私が口を開けば、
子どもが耳を閉ざす
この連続になってしまったんです。
耳を閉ざすだけではなく
親子の関係性まで
悪化していきました。
私がしゃべれば
機嫌が悪くなる
私がしゃべれば
かんしゃくを起こす
私がしゃべれば
きょうだいに八つ当たりをする
これって、完全に私のせい?
いいえ、決してそうではありませんでした。
発達科学コミュニケーションを学んで
分かったことは
睡眠トラブルも
かんしゃくなどの日常の困り事も
脳の特性によって起こるということです。
お母さんのコミュニケーションを変えれば
子どもは成長することは
確かなのですが、
脳の特性を
理解できていないと、
自分がしているコミュニケーションと
わが子に合ったコミュニケーションには
ズレが生じるということです。
このズレが、
親子関係のひずみにつながります。
子どもの脳は、
常に、成長し続けていますので、
ズレの修正する視点が必要になるからです。
自分を責めるのではなく
コミュニケーションをどう変えるか
考えるチャンスにしてもらえたらと
思っています。