子どもの睡眠トラブルは
お母さんのせいではありませんし、
もちろんのこと
お子さんのせいでもありません。
時代のせいであることは、
確かです。
人が寝ること、
そして目覚めることを
睡眠と覚醒という言葉で表現しますが、
睡眠と覚醒に関わる遺伝子は、
何万年も、変わっていないからです。
イメージしていただきやすくお伝えしますと
例えば、
弥生時代の人と今の私たちの
睡眠と覚醒に関わる遺伝子は同じなんです。
ここで、一つ質問です!
今の時代にあって
弥生時代にないものは?
それらが、
子どもたちが眠るのを
邪魔していると言い換えられるのです。
例えば、電灯。
夜に、
煌々と明るい光を浴びていると
脳は、”まだ、お昼だ”と勘違いしてしまい
眠れなくなります。
テレビやゲームもありますし、
24時間営業しているお店も増えましたし
スマホやパソコンも
いつでも、どこでも使えます。
科学技術が発展したことで
私たちの生活は、
とっても便利になりました。
ところが、
テレビを消そう!
スマホを見るのをやめよう!
ゲームを終わろう!
やりたいけど、気になるけど
やめる努力が必要になってきますよね。
その時には
どうしても、脳に
ストレスがかかります。
つまり、
一生懸命、努力しないと
眠れない時代を生きているんです。
子どもたちも
大人の私たちも同じです。
だからこそ、
子どもたちに、
そして、お母さんにこそ
「眠る力」を身につけてほしいと
強く、思っています。
安心してリラックスし
ぐっすり眠るための
心と身体の準備ができる力がつけば、
イライラすることもなくなりますし、
お互いのイライラが
火に油を注ぐように炎上することも
なくなります。
今は、信じられないかもしれませんが、
お母さんが
家で穏やかに音楽を楽しむ時間だって
持てるようになっていきます♬
今、お子さんがなかなか寝付けないようでしたら、
何が眠りにくくしているかな?
と考えることから、ぜひ、始めてみてください。