この春休みの間に
子どもの苦手を克服させたい!
それとも
得意を伸ばしたい!
どちらのお気持ちが強いでしょうか?
どっちも!という場合は、
取り組む順番が肝になってきます。
一見、
睡眠トラブルと関係がないように
感じられたかもしれませんが、
実は、
深~く関係しています。
先に取り組んでほしいことは
「得意を伸ばす」です。
なぜなら、
得意なことを
充分にできた満足感から
眠りの質が上がるからなんです。
脳の仕組みは…
子どもが好きなことや
得意なことをしていると、
脳内で 「やる気ホルモン(ドーパミン)」 が
たくさん出ます。
このドーパミンが出ると
「楽しい!」「もっとやりたい!」
という気持ちが生まれ、
意欲的に行動できるんですね。
そして、
その活動が終わると、
脳は 「今日もいい1日だった!」 と満足して、
リラックスモードに入っていきます。
このとき、
心を落ち着かせるホルモン
幸福ホルモンとも言われる
セロトニン が分泌されるのですが、
このホルモンは、
夜になると 「眠りのホルモン(メラトニン)」 に変わるのです。
つまり…
「 楽しい!」、「できた!」という満足が
↓
セロトニンUP
↓
メラトニンUP
↓
ぐっすり眠れる
なかなか寝付けない
朝、起きられないという
睡眠トラブルのあるお子さんには
得意なことから脳を成長させる方が
近道になるのです。
得意なことで
脳を成長させてから
ちょっと苦手なことにチャレンジする
この順番が肝になります。
もし
「今日はあんまり楽しいことがなかったな…」
という日でも、
寝る前に、
得意なこと、好きなことをするだけで、
気持ちが満たされ、
ぐっすり眠りやすくなりますよ。
宿題のない春休みだからこそ
得意なことに取り組んで
眠りの質を上げてあげましょう!