朝起きられない発達グレーゾーンキッズとの毎朝の親子バトルを卒業できた秘訣とは

寝起きが悪い
朝になれば、目が覚め、一日の活動が始まります。しかし、発達障害・グレーゾーンの子どもたちは、なかなか眠れない、夜中に起きてしまう、朝は、起きられないなど、睡眠トラブルを抱えていることが多くあります。我が家でも、睡眠トラブルのある娘に朝からイライラマックス。そんな親子バトルから卒業した秘訣についてお伝えします。お子さんの元気な「いってきます!」の声に、笑顔で「いってらっしゃい」と送り出してあげませんか?

朝の送り出しってこんなに大変なの!?朝のかんしゃくがエスカレート

 
現在、小学校3年生になる娘は、幼稚園の頃から、朝、何度声をかけても、起きられない子でした。
 
少しずつ目が覚めてきたかなっと思っても、ギャーと叫び声をあげたかと思うと、
 
「幼稚園に行かない」から始まり、だんだんとかんしゃくにまで、エスカレートしていってしまうことに悩んでいました。
 
幼稚園の徒歩通園が始まった頃から、集合時間に間に合わせようと、必死で起こし、着がえさせ、朝ご飯を食べさせ、なんとか幼稚園に通わせていました。
 
小学生になったら、ましになるかなと思っていたのですが、その状況は、変わらなかったのです。
 
むしろ、ひどくなるばかり。
 
毎朝の親子バトルに、私自身が疲れ切ってしまったんです。子どもが登校した後は、もうへとへと。
 
思い返すと、赤ちゃんの頃から、お昼寝をするにしても、なかなか寝ない、夜も、なかなか寝つけない。
 
卒乳してからは、私の耳をさわらないと寝られない、そして、朝、なかなか起きられないという状況だったんです。
 

外ではいい子!でも、家ではかんしゃくの繰り返し

 
幼稚園から、帰宅すると、急に、何の前触れもなく、かんしゃくを起こしていました。
 
疲れているのかなと、お昼寝に誘ってみるものの、興奮して昼寝をすることもできず、興奮したまま、一日が終わるという状況で、親子ともにへとへとでした。
 
園で何かあったのかなと先生に尋ねても、「普段通りでしたよ」、「いつもお手伝いを率先して、やってくれています」、「園で困ったこともなかったですよ」と、
 
家でかんしゃくを起こしていることに、先生方はかなり意外という表情をされるのです。
 
外で、誰かに迷惑をかけているのではないなら、まぁいいかと、そのままにしていたんです。
 
小学校に入学してからも、家でのかんしゃくはおさまることもなく、だんだん激しくなっていきました。
 
怒鳴る、喚き散らす、近寄った家族を蹴る。
 
そういう日は、なからずと言っていほど、寝られなくなりました。
 
「ママ、おもしろい話して」、「ママ、怖い話して」、「寝られな」、「寝るの、退屈」と止めどなく話が止まらなくなるので、私も「いい加減静かにして寝なさい」と怒る日々に、私の方がヘトヘトになり、イライラした状態で寝落ちしていました。
 
当然、朝も起きられるわけではありません。
 
朝の寝起きが悪く、なかなか朝の支度は進みません。
 
私は、仕事に行かないといけませんでしたので
 
遅刻させられない!という気持ちで、
手を出し、口を出し、家から追い出すように小学校に行かせてしまっていたのです。

子育てに自信を無くしたママに、希望の光が見えてきた✨

 
娘の2つ下のダウン症の息子の対応に困り、発達科学コミュニケーションを始めてみると、みるみる息子が変化し、息子への子育てが楽しく感じられるようになってきました。
 
そんな時、ふと、娘へ私の対応が悪いのかもと思い始めたんです。
 
私は、これまで臨床心理士として、人の困りごとに耳を傾け、子育て相談にも関るお仕事をしてきました。ですので、子育ては、できるはずだと高をくくっていたところもありました。
 
これまでたくさんの人が子育てをしているんだから、自分にもでるはずとも思っていました。
 
ところが、かんしゃくを起こしている娘を目の前に、なすすべもなく、娘が苦しそう、つらそう、何もしてあげられない自分に呆然とし、母親としての自信がなくなってしまいました。
 
なんとかしてあげなければ、娘が潰れてしまうと、やっと、娘に目を向けはじめ、私の娘への声かけを発達科学コミュニケーションにがらっと換えたんです。
 

元気な声で「行ってきます!」と登校しています

 
まず、朝に限らず、1日を通して、できないことに注目せず、できていることに注目を向けることから、取り組み始めました。
 
すると、娘の口から、本音を語ってくれるようになり、こうしたい!ここへ行きたい!こう考えている!と話してくれるようになっていったのです。
 
これまでの私は、娘の声を聞くまでもなく、指図しすぎていたんだということに気づいたんです。
 
変わるのは、自分の方だと。
 
娘にだんだんと自信がつき、どんどんやる気が増していくのが分かりました。
 
すると、明日が楽しみになり、週末が楽しみになり、安心してぐっずり眠れるようになったんです。
 
朝起きた時から、やる気満々。自分で身支度を済ませ、元気な声で「いってきます!」と登校できるようになっています。
 

ママの新たな挑戦!トレーナーへの道

 
朝の親子バトルを解消して、朝から笑顔あふれる親子を増やしたいという想いで、トレーナーを目指す決意をしました。睡眠トラブルのある発達障害・グレーゾーンキッズとパパママを全力でサポートしています!
 
朝の親子バトルなく笑顔で目覚める対応法がこちらでもわかります!▼▼
 
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