「どうせ」が「きっとできる」に変えるお母さんにしかできないサポートとは

子どもの睡眠と脳

朝の起きにくさがある

朝のぐずりが続いているお子さんには

どんなサポートが必要かについて

お伝えします。

 

朝の気分次第で

その日が「楽しい1日」になるか、

「つまらない1日」になるかが決まる

というお話です。

 

たとえば、

お母さんが仕事に向おうと

雨傘をさして、

駅まで向かっていたとします。

 

道路を走る車に追い抜かされるとき

水たまりの雨水が

スカートにかかったら?

 

そんな時、

「今日は、ついてないな」

「今日はダメな日かも…」って

思ってしまうことって、

ありますよね。

 

その後、出社してから

上司に怒られたとしたら、

「やっぱり、今日は、ダメダメな日だ」

とネガティブに考えて

しまうことがあると思うんです。



 

お子さんも同じ。

朝、起きづらい時や、

学校に行きたくない気持ちが強い日は、

その時点で、すでに

「なんだか、気分がのらないな」

「いやな気分」

とネガティブに捉えています。

 

その日に、たとえ

テストで80点をとったとしても

「〇〇くんは、100点だったし」

と、ネガティブな捉え方をして

いいことがあったとしても、

あまり覚えてなかったりするんですね。

 

つまり、

ポジティブな成功体験の“記憶”が少ないという

ことなんですね。

 

これは、

ネガティブな記憶は、ポジティブな記憶の

35倍も強く、脳に残りやすい

脳のクセがあるからです。

 

ですので、

うまくいかなかったことや失敗、

注意されたことの記憶は強く残りやすく、

「どうせ」「やってもしょうがない」

「できなかったらどうしよう」

という思考パターンにつながりやすいんです。

 

だからこそ!

一番、身近にいるお母さんが

意識的に、“できた!”という

ポジティブな記憶を増やしていくことが

必要なんです。

 

朝、起きられない子には

生活リズムを整えるよりも

まず、先に

必要なことは、

成功体験の“記憶”を増やすこと!

ここが一番、大切なところです。

 

だから、

お母さんの力が必要なんです。

 

お子さんの毎日に、

小さな「できた!」を積み重ねていくこと。

それが、やがて大きな自信へとつながっていきます。

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