朝、起きれない子どもが「言うことを聞かない!」のは、ちゃんと育っているサインだった!

日常の困り事

子どもがやっと起きたと思ったら、

朝の準備にぐずぐず。

「今日は、この靴下の

気分じゃない」

 

「今日は、パンが食べたかったのに。」

 

なんて、言われて

 

 

「もう、時間がないんだから、

これにしときなさい」

といっても、

ぜんぜん言うことを聞いてくれない!

 

そんな日、ありませんか?

 

忙しい朝は、

お母さんもイライラしてきますよね。

 

人は、

自由を制限されそうになると、

自分の自由を守ろうとして反発する

という心理現象が働きます。

 

たとえば、

レストランで、

なかなかメニューが決められない時

「これにしといたら?」

と言われると、

急に他のメニューが

魅力的に見えてしまう。

 

 

大人の私たちでも、

そんな気持ちになることって

ありますよね。

 

人は、

1日に3万5000回、

決断しているといわれています。

着替える時、

トイレに行くか、先に歯をみがくか

朝ごはんのメニューや食べる順番

靴を履こうとする時

 

など、

朝、出かけるまでの間でも

決断の連続。

 

以前、わが家でも

息子が、小学校に行く前に

玄関に座り込んで

靴を履こうとしなかったので

「早く靴履いて!遅れるよ!」

と言ったんです。

 

すると、

息子は靴を持って、

放り投げてしまいました。

 

もしかすると、

この興奮が

「学校に行かない!」

「学校なんて嫌い!」

に発展していたかもしれないんです。

 

そこでふと立ち止まり、

こう言い換えてみたんです。

 

「靴と長ぐつ、どっちがいい?」

 

すると、

息子は長ぐつを選び、

すっと玄関から

出発していってくれたんです。

 

この日は、

晴天だったんですが、

息子が、

気分よく登校できるならOK!



 

こんな風に、

お母さんの言葉をちょっと変えるだけで、

子どもの行動が変わります。

 

子育てのゴールは、

子どもが自分で決められるように

サポートすること!

 

「どうして言うことを聞かないの?」

と悩んでいたのに、

実は、

子どもは“自分で決めたい”

という気持ちを持っていただけだった。

そんなふうに気づけたとき、

子育ては、もっとラクに、

もっと楽しいものに変わります。

 

小さな選択でも、

「自分で決められた」ことが

成功体験になります。

 

お母さんのひと言が、

お子さんの心を

そっと後押しする力になりますように。

タイトルとURLをコピーしました