登校しぶりを解決する肯定の声かけ!朝、すっと起きられる“安心の土台”づくり

子どもの睡眠と脳

今回は、

朝、すっと起きられる脳の”安心の土台”づくりに

ついてです。

子育てが始まってから今日まで、

毎日、朝から晩まで、

お子さんのことを考えて、

なんとかやってこられたと思います。

 

「もっと早く寝かせなきゃ」

「明日はちゃんと起きてくれるかな」

「ちょっとでも栄養をつけてほしいな」

「明日は、学校に行ってくれたらな…」

 

そう思いながら、

たくさん声をかけて、

いろんな工夫もして、

 

ときには心配で眠れない夜もあったかもしれません。

 

でも、どんなにがんばっても、

なかなかうまくいかない…。

 

そんな時って、

つい自分を責めたくなりますよね。

 

でも、今日お伝えしたいのは、

 

「お母さんが悪いのではない」

ということです。

 

お子さんが「眠れない」

「起きられない」、そのために

朝、登校しぶりしている様子があれば、

それは、

脳の中の“安心の土台”が

まだ育ちきっていない

つまり、

伸びしろがあるということです。

 

今の困り事の根本には

お子さんのこれまでの経験などによって

不安グセが習慣になっている

脳の特性によるものです。

 

人にはもともと、

「危険から身を守ろうとする本能」があります。

 

ほんの小さなきっかけでも、

 

「もし、また失敗したらどうしよう…」

「明日も起きられなかったら…」

「また怒られたらどうしよう…」

 

そんな風に、寝る前になると

頭の中でぐるぐると不安が

ふくらんでしまうんです。

 

脳が興奮状態なので、

いくら早く布団に入っても、眠れない。

 

そして、眠れないまま朝を迎えるから、

目覚めも悪くなる。

 

こうして、

「眠れない起きられないまた自己嫌悪もっと不安になる」

という悪循環に入ってしまうんです。

 

脳を安心させるには、

「褒める」よりも「肯定する声かけ」が◎

 

例えば

『褒める』声かけは

 

「すごいね!」

「よくできたね!」

「えらいね!」

 

これはもちろん、嬉しい言葉です。

ところが、

不安グセのある子は、

 

「できないと、認めてもらえないんじゃないか」

「できていないと、怒られるんじゃないか」

 

そんなプレッシャーを感じやすいのです。

 

だからこそ大事なのが、

「できる・できない」に関係なく伝える

“肯定の声かけ”。

 

例えば、

 

「宿題、もうここまでできたの!」

「片づけ、してるんだね!」

「食器あらってくれたの、嬉しいな」

「お母さんも、そう思うわ!」

 

褒めるだけが肯定の声かけではないのですね。

 

 

毎日、接する%LAST_NAME%さんだからこそ

肯定の声かけを毎日、

少しずつ積み重ねていくと、

子どもの脳の中に

安心回路が育っていきます。

 

実はこれが、

夜に安心して眠れる脳や、

朝、スムーズに起きやすい脳を作っていくための

とても大事な土台なんです。

 

ぜひ、

褒める以外の肯定の声かけを

してみてくださいね。

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