今回は、
不安が強い子どもには、
“当日の一言”では不十分。
前もって、繰り返し予告することで、
安心して行動を切り替えられるようになる!
というお話です。
夏休みに入り、
イレギュラーな予定が立て込んで
お母さんの頭がパンク寸前に
なっていませんか?
例えば、子どもの
習い事
歯医者、眼科、
予防接種…
「今日、歯医者だよ!」と伝えると
「イヤ~!!!」と子どもが大荒れ。
事前に伝えていたはずなのに…
なんで今さらイヤって言うの?
ただでさえ大忙しの夏休み。
子どもにぐずられると、
気持ちが疲れてしまいますよね。
実は、
不安や緊張を感じやすい子にとっては、
「今日、歯医者に行くよ」という当日の一言が、
突然の雷のように聞こえることがあります。
思ってたんと違う!といった“急な変化”が
脳のストレスになるんです。
実は、
つい先日、私もやってしまいました…。
「今日、歯医者だった!」と、
当日になって伝えたら、
小学4年の娘がパニック。
「行きたくない!」
「もうイヤ!」と大泣き。
癇癪も起きてしまい、
布団にくるまって、泣きじゃくる様子に
日程変更をお願いする始末。
大反省でした。
伝えいた“はず”だったのに、
娘にとっては“いきなりの通告”のように
受け取っていたんです。
今回のことをきっかけに、
「予告って、ただ言えばいいってものじゃない」
と、あらためて気づきました。
子どもにとって“安心して次の行動に切り替える”には、
“準備期間”が必要なんです。
それ以降、
予定の立て方、予定の伝えるタイミングを変えました。
✅ 予約を入れる日を子どもと相談する
家族カレンダーに予定を一緒に書き入れる。
✅週末に翌週の予定をチェック(1回目の予告)
当日になって慌てないように、
目で見える形にしました。
✅ 予告は「1回」じゃなくて、複数回(2回目以降の予告)
3日前、前日、当日の朝、出発1時間前…と、
何度か伝えることで
娘も気持ちの準備ができるように!
✅ 予告+ちょっとした楽しみをプラスα
「帰りに駄菓子屋さんへ行くのはどう?」など、
安心と楽しみをセットに。
先を見通せる練習を
お母さんと一緒にトレーニングしておくと
お子さん一人で、自分のスケジュールを
立てられるように成長していきます!
ぜひ、“見通しのある毎日”を、
一緒に作っていきましょう!