夏休み真っ只中
「早く寝なさい!」が口ぐせになっていませんか?
宿題、ごはん、お風呂…。
ようやく一息つける…と思ったところで、
「まだ寝たくない〜!」と騒ぎ出す子ども。
ゆっくりしたい夜の時間なのに、
ついイライラしてしまって自己嫌悪。
子どもの「寝たくない!」は
“脳のSOS”かもしれません!
寝る時間になってもスムーズに眠れない…。
それは、
脳がまだ“安心モード”に切り替わっていないサイン。
もし、そのまま眠れたとしても、
眠りの質が悪くなってしまう可能性が
高いんです!
私たちの脳は、
1日の出来事を寝る前にふり返る特徴があります。
たとえば、
✓今日、お茶をこぼしちゃった
✓宿題が難しかった
✓きょうだいゲンカしちゃった
こうした記憶が
寝る前の脳をざわざわさせて
興奮状態が続いてしまうんです。
こんな状態では、
当然“寝るモード”には
入りづらくなってしまいますよね。
わが家も、毎晩バトルだったんです。
うちの娘も、寝る時間になると
「寝たくない〜!」
「まだテレビ見たい〜!」と大騒ぎ。
さらには、
ベッドをトランポリンにして
テンションマックス!
私もつい、
「早く寝なさい!
ママも忙しいんだから!」
と声を荒らげてしまって。
そんな日は、きまって、
結局、寝つくまでに1時間、2時間、…。
そんな日々が何年も続いていました。
そこから始めたのが、
寝る前5分の“褒めタイム”。
寝る前に、今日あった
「できたこと」
「うれしかったこと」
「ありがとう」を
一緒にふり返るようにしたんです。
たとえば
「今日、お手伝いしてくれてありがとう」
「自分から歯みがきしてたね」
「ピーマン食べられたの、すごい!」
そんな何気ない一言でも、
脳が安心モードに変わり、
眠る準備が始まります。
ポイントは、
「反省会」ではなく
“できたこと”に注目すること。
子どもの脳を安心モードに切り替えるには、
できたことに注目して、
お母さんが笑顔で伝えることが
一番、効果的なんです。
寝る前の褒めタイムが、
子どもの「おやすみスイッチ」になります。
ぜひ、明日は、
寝る前に何を褒めようかなと
想いめぐらして
1日を過ごしてみてくださいね。