今回は、
朝の寝起きが悪い子どもの
登校しぶりを解決する初期対応のポイント
についてです!
朝の寝起きの悪い子に
一番、
大切なポイントだと思っています!
ぜひ、そのテクニックを受けとってくださいね。
朝、子どもが寝起き直後に
「起きたくない!」
「学校に行きたくない!」
そんな言葉にどう対応していいのか迷ったことはありませんか?
お母さんとしては、
なんとか前向きにしてあげたい気持ちでいっぱい。
つい
「そうだよね。」
「行きたくないよね」と
気持ちに寄り添って声をかけたくなるものです。
私も同じでした。
心理士として“共感することが大切”と学んできたからこそ、
「起きたくないのね」
「学校に行きたくないのね」と返していました。
ところが、
共感すればするほど
かんしゃくがひどくなったり、ぐずりが長引いたり…。
むしろ悪循環になってしまったのです。
なぜかというと
朝一番の脳がまだ「考える準備」ができていないから。
前頭前野という気持ちをコントロールする部分が動き始めていないので、
ちょっとした刺激でも感情が爆発してしまうのです。
だからこそ、
朝一番に必要なのは
「保留」すること。
これが初期対応の大切なポイントなんです。
お母さんの思いも一旦、横に置いて
アドバイスもせず、
問題解決をあえて、後回しにします。
そのかわりやってほしいことは、
子どもを観察すること!
そのときに役立つのが、とてもシンプルな声かけです。
「そっか~」
「そうなんだ~」
判断せずに、ただ保留する。
それだけで子どもの感情が落ち着き
穏やかな気持ちで、目覚めやすくなるんです。
学校によっては、
2学期がもう始まってるというところ、
来週からというところ、
9月1日からというところ
さまざまですよね。
どんなタイミングで新学期を迎えるにしても、
朝の寝起きは毎日やってくる大事な時間。
そんな朝に、
「今日もいいことがありそう!」
そう思える1日のスタートを、手渡してあげませんか?
明日の朝、ぜひ試してみてくださいね!