9月3日。
9(ぐっ)3(すり)という語呂合わせで
『秋の睡眠の日』なんです。
記念すべき日のテーマは
朝が苦手な子の登校しぶりは
脳の比較グセが原因かも?!
というお話です。
学校の行事に
夏休みの作品展や
参観日、運動会などがありますね。
本当は、
お母さんに見に来てほしいはずなのに、
子どもが「来ないで』って言う。
どうして?と
心配になったことはありませんか?
わが家の子どもたちが通う小学校では、
昨日が、夏休みの作品展の日で
保護者が自由に見に行ける日でした。
私も、娘が夏休み中に作った
毛糸で編んだコースターを
見に行こうと、
「作品展に学校へ行くわね!」
と言った途端
ものすごい形相で、
「絶対、来ないで!」と言い返され
“もう、反抗期なのかしら“
“私、なんか悪いこといった?“
と心配になったんです。
「来ないで!」の深層に隠れた原因は
脳の比較グセが原因でした。
よく話を聞くと、
「友だちのは、もっとすごい…」
友だちの作品が、
自分の作品と比べると
自分よりも大きいモノだったり、
華やかだったり、
上手で見栄えがいい作品ばかり。
それに比べて
自分のコースターが
シンプルで、小さくて
とても、「しょぼい」モノに
感じたようでした。
友だちの立派な作品の中に、
自分の「しょぼい」作品が
置いてあるのを、
お母さんに見られるのは
はずかしい・・・
ママを、がっかりさせてしまう
だから、「来ないで!」という
一言で伝えたということが
分かったんですね。
学校ではどうしても、
「〇〇ちゃんは90点、自分は65点」
「〇〇君の方が足が速い」
「〇〇ちゃんはいつも手を挙げている。
でも、わたしは…」
と、
集団生活だからこそ
できている友達と自分を比べる場面が
頻繁にでてきてしまいます。。
こうした環境の中で
子どもは知らず知らずのうちに劣っていると
感じやすくなるのです。
それが、
なんとな~く、学校いやだな
とか
どうしてかはっきりした理由はないけど、
学校に行きたくないなと
登校しぶりに至ってしまうことが
多々あります。
私が娘に伝えたことは、
作品の出来栄えではなく
完成に至るプロセスを
思いっきり褒めてあげました。
「ものすごく集中して作ってたこと
知ってるから
ママ、見に行きたかったのよ」
作品そのものを褒めるのではなく、
完成までの娘の努力にフォーカスして
肯定する声かけをしたんです。
すると、
帰宅した娘から
「ママ、今日、(作品展)
見に来てくれた?」
「何時間目に来たん?
え~、5時間目に来てくたれたら
会えたのに。」
と残念そう。
私が見に来てくれるのを
心待ちにしていた様子が
伝わってきたんです。
子どもがの登校しぶりや
行きしぶりは、
脳の比較グセが関係しているかもしれません。
しかし、
それは、性格ではなく
脳の特性からくるものです。
ですので、
お家では、
出来栄えや結果よりも、
そのプロセスを肯定する声かけをするだけで
自信を取り戻し、
安心して自分の成果を見せられるように変わっていきます!
ぜひ、
プロセスに注目した声かけを
やってみてくださいね!