子どもの「寝起きのつらさ」が自己肯定感を下げる前に…今、親ができること  

寝起きが悪い

今回は、

私が、なぜ、これほどまでに
「寝つき」や「寝起き」を良くしたいのか

お話させてください。

 

それは、
朝の状態がその日1日の気分、

そして
子どもの自信にまで直結するからです。

 

毎朝、起きるのがつらい。

親に怒られてやっと起きる。

そんな日々が続くと、
自己評価が下がってしまうのです。

 

実は私自身、
子どもの頃から眠れない・起きられない子でした。

 

みんなが当たり前にできていることが

どうして、私にはできないんだろう。

 

小学生ながらに
そんな思いを抱えながら

 

その思いを
大人にまで、
ひきずってきたのが、私です。


 

 

 はっきり言えることは、

今に生きる子どもたちは、
私の時代以上に大変さを抱えている

ということです。

 

なぜなら、
眠れなくする誘惑があふれているからです。

私の子ども時代の誘惑と言えば、
テレビかスーパーファミコン。

スーパーファミコンは買ってもらえなかったので、
もっぱら、テレビ。

家族で、チャンネル争いを
よくしたものです。

 

今は、どうでしょう?

スマホ、動画、SNS、パソコン
ゲーム…

 

誘惑がいっぱい。

 

大人の私たちだって、
「あと少しだけ」と思ってしまうもの。

 

それらを、
子どもが自分の意志で
コントロールするのは難しいことです。

だからこそ、
環境がものすごく大切になります。

 

以前、

神経精神科クリニックで、
心理士として勤務していましたが、

 

通院される患者さんの
9割以上が、

眠れない、

起きられない

寝ても疲れがとれないなどの

睡眠トラブルを抱えておられました。

 

しかも、

それは、
その時に始まった話ではなく、

小さな頃からの
眠りにくさ・起きづらさを
抱えたまま大人になり、

日常生活や仕事にまで
影響を及ぼしている方も
少なくなかったんです。

 

つまり、
子どもの「寝つき」「寝起き」の困りごとは、

単なる“生活リズムの問題”ではなく、

自己肯定感 や
未来の心身の健康にまでつながる問題だと

はっきりと言えます。

 

だからこそ、
「そのうち改善するはず」
と先延ばしにせず、

今の段階でできる対応をしてあげてほしいのです。

決して
今からでも、
遅くはありません!!



わが子が
20代になっても、30代になっても

何歳になっても
大切なわが子です。

 

 

お子さん自身が

「自分はできる」という
自分への信頼を
今、つかんでほしい!

と思っています。

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