学校から帰ってきた子どもに、
「宿題は?」
「プリントは?」
「明日の準備は?」と
つい声をかけてしまいませんか?
でも,その度に
子どもから
「ちょっと待って!」
「今、出そうと思ったのに!」
「今、やろうと思ってたのに」
と反発されたり、
かんしゃくに火がついたり…。
せっかくお家時間が
戦場みたいになってしまう。
こんな毎日に
ぐったりしているお母さんも
多いのではないでしょうか。
実は、
子どもは学校から帰ってきた直後が
一番疲れている時間帯。
外ではがんばって「いい子」でいた分、
家に帰った瞬間に
緊張の糸が切れるんです。
特に、今は
運動会の練習などで
学校のスケジュールもイレギュラーに
なっています。
メンタルも、体力も
疲れがたまりやすい時期です。
だから、
帰宅直後のちょっとした声かけでも
「急かされた!」
「責められた!」と感じてしまい、
不安や怒りが一気に
噴き出してしまうのですね。
発達グレーゾーンの子どもや
繊細な子
不安や緊張の強い子はなおさら!
本格的な不登校にシフトする
場合もあります。
だからこそ
未然に対策をしておきたいですよね。
わが家の娘も、
帰宅後に宿題や準備物など
確認しただけなのに、
「うるさい!」
「わかってる!」
と激しく反発し、
あっという間に大爆発。
私としては
「ただ声をかけただけ」
「ちょっとでも、早く寝かせてあげられるように」と
思っていただけなのに、
気づけば毎日ケンカ…。
親子ともにヘトヘトになっていました。
そこで試したことは、
帰宅直後はGiveタイム!
子どもが家で安心を取り戻す時間を
先に確保すれば、
宿題や準備もぐんとスムーズになりました。
私が取り入れた工夫はシンプルです。
「おかえり!」の後は、
まず静かな時間を持つ。
子どもの目の届くところに
メッセージカードつきで
大好きなおやつを、ポンと置いておく。
なぜなら、
帰宅直後の脳の疲労のピークの時に、
余計な刺激を入れない
という作戦です。
お母さんも、こういうこと
ありませんか?
仕事でどっと疲れて帰ってきたときに、
間髪入れずに
子どもから
「ごはんは?」
「宿題、教えて!」
「習字セット、明日、持っていくんだって」
なんて言われたら、
大好きな子どもであっても、
『ちょっと、ゆっくりさせて~』と
モヤモヤ、イライラすることが
ありますよね。
子ども同じ!
疲れている時こそ、
脳に届く刺激を減らす!
その代わりに、
大好きなおやつなどで
先に子どもにGiveすること!
これだったら、
仕事で家で不在にしている時でも
できますよね。
何か、子どもに行動させないといけない場合は、
先に、Giveすることから
始めてみませんか?