こんばんは。
昨日は、
子どもの夜更かしを止めたいのに…
「時計、見なさい!」が逆効果な理由
と題して、
子どもの『時間感覚』について
触れました。
子どもの時間感覚って
どう育つのか!
シリーズでお伝えしていきます。
そして、今回は、
パート1として
赤ちゃんや幼児さんの時間感覚はこう育つ
お話ししようと思います。
今、日常生活の中で
✔何回言っても急がない
✔時間の感覚が全然ない
そんなふうに感じているお母さんほど、
ぜひ
知っておいてほしい内容です。

まず、
赤ちゃんの脳には、
時間を測る“時計”の機能はありません。
あるのは、
・お腹がすいた
・眠いな
・気持ちいいな/イヤだな
といった
体の感覚そのものだけ。
1回 2〜3時間の睡眠を細切れで、
トータル1日14〜18時間も寝ますし、
授乳は、
昼夜関係なく2〜3時間おき
つまり、
起きる → 泣く → 飲む → 寝るの繰り返し。
大変な時期でしたよね。

幼児さんの年齢になると、
時間は「出来事」でできているます。
たとえば、
・この歌が終わったら
・おやつのあと
・ママがお迎えに来たら
こうした
「何が起きたか」、「何のあとか」で
時間を感じているんですね。
だからこの時期に、
「早くして!」
「もう○時でしょ!」
と言われても、
子どもの頭の中では
「???」
が起きているだけなんです。

幼児さんの脳は、
・先を予測する
・時間を逆算する
・今の行動を調整する
こうした働きを担う
前頭前野が、まだ発達途中。
なので、
時間を意識して行動できないのは
脳の発達段階として自然なことなんです。
では、
どうすることもできないの?
いいえ、
そんなことはありません!
今日からできる!
時間感覚を育てる声かけをお伝えしますね。
ポイントはひとつ。
「時間」ではなく「行動」を伝えること
です。
たとえば…
×「あと5分だよ!」
○「この絵本を読み終わったら、おしまいね」
×「早くして!」
○「靴をはいたら、出発だよ」
×「もう寝る時間!」
○「この動画が終わったら、布団に行こうね」
こうしてあげると、
子どもの脳の中で
「行動 → 次の行動」
がつながり、
少しずつ
時間の感覚の土台が育っていきます。
時間感覚は、
言い聞かせて身につくものではありません。
毎日の生活の中で、
・同じ流れ
・同じ声かけ
・同じ安心感
を積み重ねることで、
脳の中に染み込んでいくものです。
焦らなくて大丈夫。
幼児さんの今はまだ、
「時計が分からなくて当たり前」の時期。
だからこそ、
お母さんの言葉が
子どもの脳の“道しるべ”になります。
また次回は、
小学生になると時間感覚がどう変わるのか、
お話ししますね。
一緒に、
今できるところから育てていきましょう。

