子どもに褒めるところがないと困っていませんか?「まだ途中」でもそれは立派な「できた」成功体験になるんです  

日常の困り事

朝起きづらい・学校に行きたくないお子さんには、

生活リズムを整える前に、

まず「成功体験の記憶」を

増やすことが大切ですよ!

というお話をお伝えしました。

 

でも、ここでよくいただく

お悩み事があるんです。

 

それは

「褒めるところがありません!」

 というお悩みです。

具体的にお話を聞くと、

 

「途中で、投げ出してしまうので

褒められません」

 

「やっても、答えが間違っているので

褒められません」

 

とおっしゃいます。

 

 

そうなんです。

 

たしかに、宿題が全部終わった!

学校に行けた!

朝ひとりで起きられた!

 

という“ゴール”が達成できたら、

それは大きな成功体験ですよね。

 

ところが、

子どもの心の中では、

「ゴールに達成できなかったら失敗」

というプレッシャー

なってしまうことがあるんです。

 

そこで大切になるのが、

プロセスを分解する視点です。

 

たとえば、

「宿題をやる」にしても、

 

・ランドセルのところまで歩いていく

・ランドセルからプリントを出す

・鉛筆を持つ

・名前を書く

1問やってみる

 

このように、小さく分けていけば、

1つ1つのプロセスが

成功体験なります。

 

朝起きるのが苦手なお子さんも、

・目を開けられた

・おふとんの上に座れた

・一歩だけ歩けた

1つ1つのプロセス

成功体験なります。

 

褒めポイント、いくらでも

増やせると感じませんか?

 

そしてそのステップごとに

「お、今のすごいじゃん」

「もう目開いたの!

と、その場でポジティブな言葉を返すことが、

お子さんの「記憶」に残る

“成功体験”になっていきます。

 

“できた”を結果だけで判断せず

 

スモールステップで

“できた”を見つける視点が、

お子さんの自己肯定感の土台をつくります。

 

ですので

お母さんには、

ゴールまでのプロセスを

スモールステップに

分解するという視点を

持ってほしいんです。

 

すると、

どんなに小さな一歩でも、

それは未来につながる大きな一歩に

なります!

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