子どもが朝寝坊!どうしよう!
遅れた時間を
何とか挽回しようとして
言う言葉に「早く!」を
連呼していませんか?
「もう7時過ぎてるよ!早く!」
「登校班が出る時間よ!早く!」
しかし、
現実を突きつけられても
動かないのが発達グレーゾーンキッズ!
「あと5分で出る時間よ!」
「早く靴はいて!」
「まだ歯みがきしてないの!?」
そんなふうに、
お母さんが何度も声をかけても、
慌てる様子がなく
結局、出発ギリギリでバタバタ…。
怒らせようと思って
わざとやってる?
そう思いたくなりますよね。
でも実は、
「早くして」と言っても動けないのは
ただのわがままや
やる気の問題ではありません。
早く行動するために必要な力とは
✓見通しを立てる力
✓今やっていることから
次の行動へ切り替える力
✓注意をそらさず行動する力
こうした力を支える、
前頭前野という脳の部分が
まだ十分に育っていないからなんです。
しかも!
寝ている間は、
この前頭前野という部分は
完全に活動を停止しているので、
朝は、全く働いていない!
だからこそ、
何度、「早く!」と言われても
行動に移せないのは、
脳の準備が整っていないからなんです。
車でも
エンジンをかける前に
アクセルを踏んでも
動き出さないですよね。
寝起きの子どもの脳は
まさにそんな状態なんです。
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朝、脳を使わなくとも行動できることは?
朝、もう学校に遅れそうという
時間になって、
お母さんがして欲しいことは
・布団から出る
・着替える
・朝食をとる
・でかける
ですね。
ところが、
こんなことは、時間はないのに
時間をかけてやっている様子はありませんか?
たとえば、
・動画やテレビを見る
・ゲームに没頭する
・長時間、髪の毛をセットする
一見、
不必要に見える行動なのですが、
実は、これが
脳のエンジンをかけるために
鍵を回すようなものなんです。
不必要であっても好きなことには
脳に負荷なく行動できるので
「まだエンジンがかかっていない脳」を
あたためる役割があるんですね!
でも、
ここで多くのお母さんが
ついやってしまうのが、
その好きなことを
全部やめさせようとすること。
「そんなことしてる場合じゃないでしょ!」
「髪型なんてどうでもいいの!」
そう言いたくなる気持ちも、
もちろん分かります。
ところが、
子どもにとってその時間は、
“脳のスイッチ”を入れるための
ウォーミングアップなんですね。
朝、サッと動きだす声かけのコツをご紹介
そんな時には、
「今日の前髪、いいね!」
「その動画、おもしろそうね!」
と、肯定する声かけをしてみてください!
「早く」と言うよりも
行動のスピードがアップしますよ!
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