寝る前のスマホやゲームがやめられない!切り替え上手な子になるカギは、実は“感情脳”にあった!

日常の困り事

寝る前のスマホや、ゲームがやめられないのは、

脳の特性によるもので、

「切り替える力」を育てていくことが大事なんです。

 

でも、

実際にどうすれば「切り替え力」が育つのか?

そこが知りたい…

というお声にお答えします。

 
スマホにしても、ゲームにしても

「そろそろやめたら」って言うと

✓すぐ怒る

✓切り替えられない

✓我慢がきかない

 

その原因のひとつが、

脳の中の“感情脳”にあるんです。

 

感情脳とは、

・不安や怒りを感じるセンサー(扁桃体)

・感情をコントロールする司令塔(前頭前野)

この2つの働きのこと。

 

この感情脳が未熟な子は、

「イヤなことから逃げる」

「楽しいことにしがみつく」

という行動になりやすいんです。

 

わが家の娘ADHDタイプもそうでした。

 

「スマホをやめなさい」と言うと、

スマホを投げたり、

机を叩いたり、大かんしゃく。

 

でも、

よく観察していくと、

「やめたくない!」というより、

「急に言われて混乱してパニックになる」

ように見えたんです。

 

感情の爆発があるたびに、

「このまま成長して大丈夫か」と

不安が積もっていきました。

 

友だちにもキレたら

手が出るようなことがあったら

仲間はずれにされたらどうしよう

 

先々のことが心配になって

何とかせねばと思っていたんです。

 


そんなときに知ったのが、

感情脳は、

コミュニケーションで育てられるということ。

 

 

感情の扱い方を“経験”として

教えればいいんだと気づいたんです。

 

 

私が始めたのは、

子どもがイライラしたときや、

やめたくないときに、

 

 

まだやりたい!って思うよね。」

 

「やめようとしてるの、

ちゃんとわかってるよ」

 

など、子どもの感情を言語化すること。

 

すると、

少しずつですが、

子どもが自分の気持ちを受けとめられるようになり、

「やめられた!」という経験が増えていったんです。


そして、

すかさず、「やめられたね」と

やめたという行動を肯定する声かけする! 

 

 

「落ち着いて!」と

感情をしずめようとするより、

 

感情を言葉にして返す関わりに変えていくと、

子どもの“切り替える力”が、

確実に育っていきました。

感情脳は、

親子のコミュニケーションで育てることがでます。

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