前回は、
環境の中でも、特に
お母さんとのコミュニケーションが
お子さんの脳を伸ばす大切な環境になるよ!
というお話でしたが、
今回は、
物理的な環境についてです。
実は、
今日、高校に
スクールカウンセリングに行ってきました。
生徒さんからは
✓朝、起きられないこと
✓寝ても疲れがとれない
✓夜、不安になって眠れない
このような相談が
よせられたんです。
話をよくよく伺うと、
朝日が入らない部屋で
寝起きしているという生徒さんが、
全体の7割を超えていたんです。
というのも、
中学生以上になると、
自室を持つようになったり、
きょうだいだけで寝るようになったりすることが
多くなりますね。
親と一緒に寝ていた時は、
大人が起きた時に
シャッターを開ける、
カーテンを開けるなどして、
子どもが目覚める前から、
部屋に光が入る環境に
自然となっていたと思うのですが、
別で寝るようになると、
子ども自身が、起き上がってから
カーテンを開ける
シャッターを開けるまで、
真っ暗なまま。
%LAST_NAME%さんのお家では
そういった状況ではありませんか?
実は、
朝の光を浴びることで、
脳内の「体内時計」が整い、
睡眠ホルモン(メラトニン)が止まり、
目覚めのスイッチが入ります。
逆に、暗い部屋のままでは、
いつまでも脳が「夜だ」と勘違いしてしまう。
これが、
✓寝ても疲れがとれない
✓朝起きられない
✓夜眠れない
というリズムの乱れにつながっているのです。
だからこそ、
お子さんの寝室に
「朝の光」をどう入れるか、
ここを見直してみてください。
タイマー式のカーテンオープナーや、
徐々に明るくなる光目覚まし時計を使うのもおすすめです。
お子さんが目覚める前に
お母さん、お父さんが
カーテンを開けるなど、
一度、お子さんと
作戦会議してみてくださいね!
ご家族みなさんに
さわやかな朝の光が
届きますように!