2学期が始まり、多くの学校では様々な学校行事の練習が始まっているのではないでしょうか?不安が強い発達障害アスペルガータイプの子どもをもつ親としては、子どもの様子に心配は尽きないですよね。不安な気持ちをママが受け止めれば、安心して子どもは前向きに取り組むことができます。ママがおうちでできる子どもを癒すホームカウンセリングを、少しのポイントも含めてご紹介しますね!
2学期が始まり不安になる発達障害アスペルガータイプの子ども
長かった夏休みも終わり、2学期が始まりましたね!
多くの学校では、運動会や音楽発表会などの学校行事が予定されているのではないでしょうか?
ワクワク楽しみにしている子もたくさんいると思いますが、逆に…
ワクワク楽しみにしている子もたくさんいると思いますが、逆に…
「走るの遅いから、運動会やりたくない。」
「みんなの前で演奏するなんて恥ずかしい!」
なんて言う子もいるかもしれませんね。
2学期は、多くの行事を通じて、友だちや仲間とともにひとつのことに取り組み、多くのことを学ぶチャンスです!
一方で、発達障害アスペルガータイプの子どもにとっては、不安でいっぱいの時期になります。
一方で、発達障害アスペルガータイプの子どもにとっては、不安でいっぱいの時期になります。
親としては、「前向きに取り組んでほしい!」と思いますよね?
分かります。
しかし、不安でいっぱいの子どもの気持ちも痛いほど分かります。
しかし、不安でいっぱいの子どもの気持ちも痛いほど分かります。
「失敗した自分」
「できなかった自分」
「できなかった自分」
発達障害アスペルガータイプの子どもは、これまでの経験からネガティブな記憶が呼び起こされ、不安を感じるのは自然なことですが、その不安が強すぎてしまうと、辛くなってしまいますよね。
このような発達障害アスペルガータイプの子どもの不安は、どのように取り除いてあげたらよいのでしょうか?

そもそも、どうしてそんなに不安になるの?
発達障害アスペルガータイプの子どもは、ネガティブなことを記憶しやすい特性があり、失敗体験や怒られたこと、とても緊張したことなどを鮮明に覚えており、「もしも、またそうなったらどうしよう…」と必要以上に不安になっていることもあります。
加えて、賢く、想像力も豊かで、頭の回転も早いので、
「1番最後になったらどうしよう…」
「途中で転んだらどうしよう…」
「踊りの振り付け忘れたらどうしよう…」
「間違えて笑われるかもしれない…」
など、どんどん想像を膨らませ、ママが思う以上に不安になっていることも多いのです。
など、どんどん想像を膨らませ、ママが思う以上に不安になっていることも多いのです。
悪い想像をすればするほど、それが本当になってしまうかもしれないという不安が強くなってしまいがちです。
親としては、せっかくの行事を不安でいっぱいで過ごすより、少しでもその不安を和らげてあげたいですよね。
親としては、せっかくの行事を不安でいっぱいで過ごすより、少しでもその不安を和らげてあげたいですよね。
不安が強くなってしまいがちな子どもへのおすすめの対応方法!
おうちでママができる対応法を、具体例を踏まえて、ご紹介しますね!
おうちでママができる対応法を、具体例を踏まえて、ご紹介しますね!

行事前の不安が強い子どもを癒すおすすめの対応法はコレ!
それは、ママがお家でできるホームカウンセリングです。
発達障害アスペルガータイプの子どもは、賢いからこその想像力と言葉で表現します。
お子さんがどんなことに不安を抱いているのか、まずは聞いてあげてください。
お子さんがどんなことに不安を抱いているのか、まずは聞いてあげてください。
カウンセリングをいっても、難しい技術や話術が必要なわけではありません。
ポイントは、ひたすら聞き手に徹することです!
言いたいですよね?
途中でひと言、言いたい!
でも、ここは我慢。途中でアドバイスはNGですよ!
途中でひと言、言いたい!
でも、ここは我慢。途中でアドバイスはNGですよ!
ひたすら聞いてあげることで、子どもの不安は半分くらいに減っていきます。
「そっか~」「わかるよ~」「心配なんだよね…」「ママも、運動会はいつも不安だったなあ…」などと、相づちをうちながら聞いてみてください。
例えば、「踊りの振り付け間違えたらどうしよう…」なら、
「踊りの振り付け間違えたら心配だよね…ママもそう思うな…。そっか~、うんうん…。他には?」
という感じでお子さんの気持ちを引き出していきます。
お子さんが言葉・感情を出しきったなと感じたら、
「よく話してくれたね。ママ嬉しいよ!」
「よく自分で言えたね!」
と言ってあげてください。
この一言が何より大切です!
この一言で子どもは安心するものなんです。
この一言で子どもは安心するものなんです。
その後は、「じゃあ、作戦会議していこっか~!」という感じで楽しく親子でコミュニケーションの始まりです!
作戦会議って言葉…なんだかワクワクしませんか?
実はこの方法、臨床心理士たちがやっているカウンセリングと同じなんです。
実はこの方法、臨床心理士たちがやっているカウンセリングと同じなんです。
このように接してあげると、子どもの気持ちが整理されます。
こだわっていたマイナスなイメージから解放されます。
対処能力が生まれるんです。
こだわっていたマイナスなイメージから解放されます。
対処能力が生まれるんです。
「まだ幼くて、こんなことまで分かってないし、できないでしょう?」
なんて思った方!
なんて思った方!
できます!あなたのお子さんは天才ですから!
小さな体で一生懸命考えて、一生懸命頑張っている子どもたちを、少しでも不安を和らげ前向きにしてあげられたいと思いませんか?
まずは、何も言わずにお子さんの気持ちをじっくり聞いて、ありのままを受け入れる。
そして、子どもがどんなことを感じているのか、何を伝えようとしているのか理解して共感する。
そして、子どもがどんなことを感じているのか、何を伝えようとしているのか理解して共感する。
この親子のコミュニケーションがホームカウンセリングになるのです。
「自分の気持ちわかってもらえた…ママに伝わった・・・ママが分かってくれたんだ…」と子どもが感じるだけで、不安な気持ちも軽くなっているはずです。

最後にもうひとつ!
お子さんが不安がっているからといって、ママも不安がらないといけないわけではありません。不安な気持ちは伝染しやすいので、要注意です。
お子さんが不安がっているからといって、ママも不安がらないといけないわけではありません。不安な気持ちは伝染しやすいので、要注意です。
お母さんはどっしり構えて、お子さんの不安を受け止めてあげられるといいですね!
発達障害アスペルガータイプの子どもの不安が軽くなり、行事の多い2学期を前向きに過ごせることを応援しています!