白黒思考とは?
「白黒思考(しろくろしこう)」とは、
物事を「0か100」「成功か失敗」「できる or できない」など、
極端に捉えてしまう思考パターンのことです。
これは “性格” ではなくて 脳のクセです。
白黒思考は わがままでも怠けでもなく、
脳が不安を安心に変えるためのこだわり行動です。
身を守ろうとしているサインなんですね。
もっと詳しく解説していきましょう。
白黒思考の2つの脳タイプ
扁桃体は「不安・恐怖」などの危険を察知する脳の臓器です。
ここが敏感なお子さんは…
・初めての場所・人が苦手
・人の目線・批判が気になりすぎる
・ストレスに弱い
・否定されると「嫌われた」と感じる
・不安で動けない
など、安全を守る反応が強く出やすく
嫌なことから逃げるのが特徴。
前頭前野は扁桃体で生まれた感情を
「整理する・考える・抑制する」場所。
ここが弱いと
・気持ちの切り替えが遅い
・怒りっぽくイライラが長引く
・お菓子やお金などの抑制ができない
・自分の気持ちをうまく言語化できない
などの感情や思考、行動の切り替えが
苦手になりやすく極端になりやすい。
感情・思考・行動はつながっている
白黒思考を強くしてしまう負のループ
不安・緊張・イライラが高まる
▼
白か黒、ゼロか100でしか判断できなくなる
▼
拒否、逃げる、登校しぶり、不登校へ
▼
扁桃体がさらに反応し、言葉が届きにくくなる
このループを繰り返すことで白黒思考がより強化されてしまう。
「叱る・正す」よりも不安・白黒思考を和らげる関わりが必要。
白黒思考チェックリスト
A思考のクセ編
- 小さなミスで人生終わった!全部失敗!
- 100点以外は意味がない
- 「どうせ無理」と決めつける
- 「なんで?どうして?」質問攻撃
B感情荒れ編
- 不安や恐怖を感じやすい
- すぐに怒りのスイッチが入る
- 少し注意されただけで「もう友達じゃない!」
- 高学年になっても癇癪がある
C行動パターン編
- 失敗しそうなら最初からやらない
- 初めての場所・人が極端に苦手
- 予定変更が受け入れられない
- 納得できないと動かない
D対人関係・こだわり編
- マイルールが強い
- 勝ち負けにこだわりすぎる
- 好き嫌いの差が激しい
- 評価に敏感すぎる
チェックが多くついたところは今、脳が一番しんどい場所です。
白黒思考は性格ではなく脳の使い方のクセ。
今どこが強く出ているかで必要なサポートが変わります。
チェックが多くついても不安にならなくても大丈夫!
対応方法を発見できた!できることがまだある!と思ってくださいね。
白黒思考をやわらげるだけで挑戦できる!
文句や言い訳をして
嫌なことから逃げるのは
脳が「自分を守ろう」としてるだけです。
白黒思考をやわらげて
お子さんに「安心」を育ててあげれば
やってみようかな!
やってもいいよ!
できた!
と挑戦意欲を育ててあげられます!
これを親子のコミュニケーションだけで叶えることができます!
