さて今日は、
「学校に行かせるべき?
それとも休ませた方がいい?」
についてお話します。
起立性調節障害のお子さんや
朝起きられないお子さんを持つママが、
一番苦しくなる問いだと思います。
特に2学期はお子さんにとって、
一年のうちでも一番鬼門の時期!
我が家も存分にこの鬼門を
経験しています^^;
無理に行かせれば、
体も心もボロボロに。
でも休ませすぎれば
「本当にこのままでいいの?」と不安に。
どちらを選んでも
罪悪感がつきまとう…。
実は多くのママが
同じ迷路に迷い込んでいます。
ここからは、
この問いの答えが知りたいママだけ
読み進めてください。
お子さんの脳の反応のクセと
回復段階を理解すれば、
「行かせ方」と「休ませ方」に、
正しい知識とコツがあることが
わかります。
なぜなら、
お子さんには
必ずたどる回復ルートがあります。
そして、それを邪魔するのが
「ネガティブ思考」。
例えるなら、まるで
山登りと荷物なんです。
子どもは「山頂=回復」へ向かって
一歩ずつ登っているのに、
「ネガティブ思考」という重い石を
背中に詰め込まれていたら、
進めば進むほど苦しくなって
また歩みを止めてしまいます。
だからママが山頂までの歩ませ方と、
重たい石の下ろし方を知っていれば、
スムーズに山を登ることができます。
ではなぜ、
お子さんにネガティブ思考という石が
積みあがってしまったか…
それはもともと持っている
「偏桃体(危険を察知して命を守る機能)」
の過敏さによるものです。
ほかの誰よりも
ネガティブな情報を受け取りやすく、
強く記憶してしまいます。
なんでもネガティブに受け取り
ストレスを感じやすく、
お友達関係のしんどさや失敗体験、
お勉強の失敗体験などを強く
覚えていて、
「学校=怖い」
「お友達=危険だ、逃げろ」
と誤った行動パターンを
とってしまうんです。
こんな思考のクセがあるから、
カラダは治っても、
✓どうせみんなに追いつけない
✓いまさらなんて思われるか不安
✓やるなら完璧でなければ
こんな風に自分に負荷を
かけ続けては行動をストップさせます。
そうすると、何度もぶりかえし
体調不良や不安として出てくるんです。
この思考のクセがあると
回復ルートをたどる際に
各所で邪魔をし、回復を妨げます。
だから、ネガティブ思考のリセットが
大事なのです。
回復ルート(山頂までの地図)と
ネガティブ思考リセット(石のおろし方)
について理解を深めれば、
今は背中を押していいのか
それとも休ませるべきか
判断ができるようになります。
ぜひ起立性調節障害の子のママ、
朝起きられない子のママは
この知識を身に着けて
お子さんのサポートをスムーズに
しましょうね^^
今日はここまでです。