過干渉を手放したら起立性調節障害の息子がどんどん元気を取り戻した!

こだわりタイプ

1.起立性調節障害の息子の笑顔を取り戻した方法!ステップ①

起立性調節障害の息子の
サポートをする際、

「息子の笑顔を取り戻したい!」
そこに立ち返った私は

息子への対応を変える
ことにしました。

 

朝は起こさず、
寝る時間をとやかく言わず、

 

勉強やオンライン授業も
もはや期待せず、

 

一切のコントロールする声かけを
やめました。

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私も疲れていたし、
何をしても上手くいった試しは
なかったからです。

 

それよりも
今は息子の笑顔を取り戻すこと
専念することにした私は

 

息子の行きたそうな場所
息子の食べたそうなもの
息子が笑顔になるものを

 

提案したり、提供したり、
そんなふうに変わっていったのです。

 

2.過干渉をやめてサポートを変えた結果

すると息子はすぐに
部屋から出てくるようになり、

 

私に
「あれが食べたい!」
「ここに行きたい!」

 

自分からアプローチしてくる
ようになりました。

その要望にそって行動するうちに
息子の元気・笑顔は回復しました。

 

またリビングで笑顔で笑いあえる
そんな日々が戻ってきたのです。

 

起きている間の腹痛も頭痛も
なくなっていきましたし、

 

心身ともに健康な状態
もどったようでした。

3.過干渉をやめると息子が笑顔になったわけ

なぜ、こんな変化を遂げたか…

起立性調節障害の子の脳は
否定的な注目をされて

あれしろこれしろ
と言われるのが不向きなお子さん。

指示を出せば出すほど、
脳が敏感に反応し、

「否定された」
「ちゃんとやらなきゃ!」

と緊張度を高めていきます。

今となっては、
私が指示することをやめたことで
脳の過敏さを刺激しなくなり、

 

脳が穏やかに
そして次の回復のステップに
進んだのだとわかります。

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では回復のステップを一歩進むと
どんな様子を見せるのでしょう?

4.過干渉をやめたことで動き出した息子の様子

動物好きで
仏教の五戒のひとつ「殺生」について
深く考えていたことのある息子は

 

自ら見つけてきた牧場に通い始め、
牧場主さんから頼られる存在に。

そこでも五感を刺激する
体験と、

純粋に自分の力が
必要とされている現実。

そして、何よりも大好きな動物に
囲まれて、

自分の純粋な疑問に
寄り添ってくれる大人の存在

深く深く影響を受けていきました。

もう一つ、好きで始めた「根付」
という彫刻にも没頭し、
小さな木片や鹿の角で

 

細かい細工のある作品を
いくつも作りました。

朝から晩まで
寝食を惜しんで作りました。

本当に充実して
楽しそうな日々でした。

とにかく「笑顔を取り戻した」
息子の様子に私は満足していました。

 

5.「笑顔」の先に見えてきたもの…

 

中学2年生になった我が子が
こんな生活をしていたら、
普通は心配になるかもしれません。

 

でも、私はうれしかったし、
このまま息子の元気な姿を
見続けたいと思いました。

 

大きな期待はせず、
負荷をかけず、

息子の思うままに生活できたら
それでいいと思っていたのです。

ですが、
ここからまた大きな壁に
ぶつかります…

それは漠然と浮かんできた
「何か足りない…」
という感覚でした。

続きはまた次の記事でお伝えします!

 

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