登校刺激を加える前にママが絶対にすべきこと!

SOS期

さて今日は

 

「登校刺激を加える前に

 ママが絶対にすべきこと!」

 

についてのお話です。

 

長い2学期は学校行事も

盛りだくさんで

 

そのたびに先生やお家の方、

お友達から

 

登校刺激

 

が加わります。

 

お子さんの好きな活動を

きっかけに復帰を後押ししよう!

 

少しでも学校との距離を縮めよう!

 

ともくろむのですが、

たいていの場合、

 

なかなか学校との距離は

近づきません。

 

一度いけたとしても

ぐったり疲れて

また行けなくなる…

 

そんな繰り返しです。

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なぜなら、

お子さんが自分の意思で

学校に向かうほど回復のステージを

あげていないから。

 

お子さんの行動を促す前に

絶対にすべきことがあるからです。

 

それは、

自信の回復です。

 

起立性調節障害のお子さんに

身体症状や不安が強く出ているうちは

 

実は行動を引き出せる段階では

ありません。

 

脳の過敏さがまだ強く

出ている状態は、

 

お子さんの脳が成長発達していく

ステージに入っていないから。

 

まずは、

ここを落ち着かせて

お家で穏やかに体調も良く

過ごせるステージをクリアしておく

必要があるんです。

 

そのためにできること。

 

それはお家の中で

肯定を繰り返すことです。

 

自分の存在を認められ、

等身大の自信を取り戻すことで

 

脳の過敏さが落ち着き、

体調もメンタルも整っていくのです。

 

具体的な方法の一つに

実況中継があります。

 

ありのままを言葉にして

伝えることで

 

あなたの存在を認めていますよ。

ちゃんと見ていますよ。

 

というメッセージになります。

 

例えば

 

・歯磨きしたんだね

・お風呂に入ったんだね

 

などありのままを肯定していきます。

 

すると、

自分のできていることに気づき、

ママの言葉が成功体験となり、

自信を積み上げていくことが

できるんです。

 

※今まで過干渉気味に

接してこられたご家庭では

これを嫌がることがあります。

その時はしないでください。

 

中学1年生女の子のママ。

部活の特待生で入学した中学で

起立性調節障害になり

学校に行けなくなりました。

 

夏休み明けは

2回だけ行事に参加しましたが、

 

それ以降は体調不良で

お家で過ごしていました。

 

登校刺激もしましたが、

そのたびにお子さんの気持ちが

沈み、登校までこじつけることは

ありませんでした。

 

そんなママが受講を開始して

1か月半

 

肯定の声かけ、

非言語情報で機嫌よく過ごす雰囲気を

伝えていくと、

 

お家でお手伝いや

好きな活動をするようになり、

笑顔が増えていきました。

 

そして、何の行事もない日に

「行ってみようかな」と

登校することができました。

 

体調不良も少しありましたが

それでも帰宅後も機嫌よく過ごし、

 

お子さんの成長を感じたと

話されたママ。

 

今週末には

苦手意識がある部活に挑戦しよう

お子さんが話しているそうです。

 

こんな風に、

お子さんの自信が回復すると

自分から次のステージに

上がっていきます。

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お子さんの自信を育てて

次のステージに

進めてあげませんか?

 

起立性調節障害のお子さんを

サポートするには自己流の

やり方では難しいのが現状。

 

確かなサポートで

お子さんのおうち時間を

成長時間に変えましょう。

 

今日はここまでです。

 

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