さて今日は
「不登校の子の75%が抱える問題の
裏に潜む脳の反応」
についてのお話です。
朝起きられない時差チルドレンの子や
起立性調節障害と診断のついた子たち
以外にも
不登校のお子さんの実に75%が
抱える問題を知っていますか?
実はこれ
「体調不良」76.5%
「朝起きられない」74.7%
の問題です。

そしてこれらのカラダの症状に加え
「不安・抑うつ」などのココロの症状は
実に78.4%にも上ります。
実はこれ、
別の症状のようで
共通の脳の反応から来ています。
それは、
偏桃体の過敏さ
があることで育ってきた
ネガティブ思考。
叱られたり、失敗体験を
繰り返すたびに
✔先生に叱られた、人生終わりだ
✔断られた、どうせ嫌われているんだ
✔完璧にできないと許せない
こんなふうに脳がネガティブに反応し
「どうせ私なんて」
「誰もわかってくれない」
などのネガティブ思考の脳のフィルターが
できあがっています。
このネガティブ思考の脳のフィルターが
脳のストレス反応…
つまりココロとカラダの反応を
ひきおこしているのです。
その結果、
自律神経のバランスを崩す、
体内時計が後ろ倒しになる、
不安が強くなるなどの変化をきたします。
この仕組みに気づくと、
私たち大人が戦う相手は
「朝起きられないこと」でも
「体調不良」でも
「お子さんの○○恐怖症」でもなく
ネガティブ思考
だと気づくはずです。
だからこそ、
親子の会話でネガティブ思考を
リセットし続けることが
不登校の子の75%が抱える
体調不良や不安をやわらげ
挑戦の意欲を育てるための
最適解
だといえるのです。

今日はここまでです。


