起立性調節障害になった息子の挑戦する力が伸びた『思考のクセ』リセット術!

こだわりタイプ

1.起立性調節障害の子は身体の治療だけではなかなか治らない!

 お子さんが起立性調節障害になると
身体の治療ばかりに目が行きます。

病院、漢方、カウンセリング、
整体、栄養療法、などなど…

たくさんの身体へのケアには
尽力しますが、
それでもなかなか治っていかない。

なぜならそれは、
もう一つの
大事な軸が欠けているから。

 

何かというと、
お子さんのメンタルの問題です。

起立性調節障害は心身症と
呼ばれおり、
身体と心の問題が
互いにかかわりあって起こります。

ですから、
身体の問題だけに向き合っても
なかなか治っていかないんです。

 

「え⁉今まで優等生だったのに、
うちの子に限って
メンタルの問題なんて!」

 

と思われた方。
お子さんに次のような傾向は
ありませんか?

 

2.体だけでなくメンタルサポートが必要な起立性調節障害のお子さん

タイプ①
自己主張が強く空気が読みにくく
孤立しやすい

タイプ②
空気を読みすぎて自分の気持ちを
押し殺し、ストレスをためやすい。

 

こんなタイプのお子さんは
発達の中でも
社会性の部分で課題を
抱えて
いるといるお子さんです。

 

タイプ①のお子さんは、
自分のこだわりが強く、
自己主張が強いのですが、

周囲の空気を読みずらいがゆえに
孤立していきがちです。

お子さんご自身もうまくいかなさを
感じていて、
馴染もうと頑張っているのですが、

どうしても空気を読むのが苦手で
自分のこだわりを
曲げることもできないので
いつも葛藤を抱えています。


タイプ②のお子さん

頑張りすぎて無理をする、
人の期待に応えることができないと
不安になる…というタイプのお子さんです。

人の気持ちや雰囲気を
キャッチすることは
できるのですが、


自分の気持ちや体調を
キャッチすることが苦手です。

ですので、
身体に影響が出るまで
頑張り続けてしまいます。

 

どちらのタイプのお子さんも
ストレスをためやすく

自律神経のバランスを崩しやすいんです。

 

そしてそれが、
動き出そうとするときにも
邪魔をする、

 
そんなことが起こります。

 

なぜなら、
お子さんの「こうでなければいけない」
という完璧主義の思考のクセが、

「完璧にできそうにないことには挑戦しない」
というスタンスを生み出すから。

✓勉強の遅れを取り戻すまでは
登校できない
✓学校のお友達と今更なじめない
✓いまさら言ってもどうせ無理!
このような思考で失敗を恐れるがあまりに、
なかなか一歩が踏み出せません。


一旦行動を止めてしまったお子さんが
いきなり完璧を求めても、
最初から完璧にいくことはありません。

だからこそ、
完璧主義の思考のクセを
リセットしてあげることが

集団へ復帰するときに
大事なポイントになります。

逆に言うと、
思考のクセをリセットする
ストレスをためにくく

なんでも挑戦できるようになる
というわけなんです。

 

3.思考のクセのリセットには少なくとも3カ月必要!

思春期のお子さんは
もう十数年、

自分の思考のクセと
付き合い続けています。

すでに自分の思考パターン
なっているんです。

これをリセットするためには
順番通りに脳を育てていくので、

どんなに速くても
3カ月はかかります。

思春期の時期
あっという間に過ぎていきます。

お子さんにとっての
この時期はとても大事な時期。

失われた青春をいち早く
取り戻したいならば
今すぐのサポートが開始です。

脳の変化も対応が
遅くなればなるほど、

変化しにくくなります。

だからこそ、
今すぐのサポートが大切なんです。

 

4.思考のクセリセットで挑戦力が伸びた息子の成長

我が家の息子はこの
思考のクセのリセットで
ぐんぐんと伸びていきました

 

理想の中学生像によって、
過剰適応したのと同時に、

周囲の人にもそれを押し付けたり
こだわりの強さから
イライラすることが増え
ストレスをためていきました。

やがて、頭痛・腹痛が激しくなり、
朝起きられない状態に。

 

厳しい校風の学校に入学し
理想の中学生像に沿うように
頑張りすぎた結果でした。

 

そこから半年間の絶望の日々が
始まりました。

 

病院に行けども
カウンセリングに行けども、
メンタルトレーニングに行けども、

 一向に良くならない。


体ではないほかの部分の問題
だということに気づき始め、

発症から半年後に
発達科学コミュニケーション
出会うことができました。

 

それからサポートを開始すると、
どんどん成長が加速していき、
2週間で登校開始。

修学旅行も笑顔で参加。
チームで臨む科学甲子園ジュニアの
全国大会にも行きます。

さらには、
倍率10倍のアメリカ留学にも
挑戦しました。

1年間の勉強の遅れを取り戻し、
特別奨学生として
高校への進学を決めました。


カギは
思考のクセをリセットしたこと。

 

ここが緩んだことで、

・午後からでも登校できるようになる
・自分も人も許せるようになる
・理想の中学生像に悩まされず、
 等身大の自信を身につける。
・謙虚に遅れた分の勉強を
お友達に教えてもらうことができる
・たくさんの人を受け入れ、受け入れられる
経験を積むことができる
・苦手にも粘り強く取り組む

 

そんなことが現実となりました。

私がどうしたかというと…

 

5.起立性調節障害の子の思考のクセリセット法

私がやったのは、

肯定の声かけで自信を回復し、
好きなことに徹底的に付き合い
行動量を上げ

ネガティブな脳の反応を
一気に好転させていきました。

自信をつけると、
固執していた思考のクセをが緩み

自分も人も
許せるようになったんです。

そして、「できるイメージ」を
持つことができた息子

等身大の自分を認めたうえで、
「完璧にできそうにない」ことにも
果敢に挑戦し、

理想と現実のギャップを
少しずつ埋めていく
ということができました。

病院に行っても
カウンセリングに行っても
動き出さなかったのが
嘘のように、

 

思考のクセをリセットすることで
息子の回復は早まったと
感じています


ぜひ皆さんも、
お子さんの思考のクセをリセット
するかかわりを実践してみてくださいね。

 

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