さて今日は
「起立性調節障害の子が
社会で活躍するために必要な
「カラダ」&「脳の使い方」整え術」
についてのお話です。
起立性調節障害の子が
大人になるまで症状を持ち越す割合は
ある調査だと
「女子49%」「男子26%」
とも言われています。
「大人になったら治りますよ」
が叶わないお子さんがいるということ。
これでは、自分の人生を
心の底から楽しむことはできません。
だから、脳が人生で2番目に
変化成長しやすいこの時期にこそ
やってほしいサポートがあります。
思春期はこれまで張り巡らされた
ネットワークが一気に
刈り込まれていく時。
よく使う脳のルートは残り、
使わない脳のルートは積極的に
刈り込まれます。
つまり、
ネガティブ思考のクセがあると
その脳の使い方は今後も温存され、
今、経験不足なこと
(例えばポジティブな脳の使い方やコミュニケーション、適切な行動パターンなど)
は積極的に刈り込まれるのです。
だから、思春期の今、
どんな脳の使い方を残してあげるか
これが大事な時期になります。
脳は「使う回路」だけを残していく。
つまり、
今、どんな経験をくり返すかで、
子どもの未来の
「考え方」「感じ方」「動き方」が
決まっていくのです。
起立性調節障害の子は、
体の疲れやしんどさが続く中で、
どうしても“身を守るための脳の使い方”
強くなりがちです。
✔ 不安を先に考える
✔ ミスを恐れて動けなくなる
✔ 人とのやり取りで疲れやすい
でもこの時期、
脳が変わりやすいということは
「考え方の回路を作り直すチャンス」
でもあるんです。
大人になってもずっと使える
“自分で自分を整える力”が身につきます。
高校・大学・社会人へと進むにつれて、
周囲が支えてくれる時間は
どんどん減っていきます。
だからこそ、今、
「自分で考え・感じ・行動を選ぶ」練習を
重ねておくことが、
将来の“生きやすさ”を決めていくんです。
そのためにはママが一肌脱ぐとき。
一番身近で脳への刺激を入れてあげられる
ママの声かけで
脳の反応は変わっていきます。
お子さんのネガティブな思考パターン・
行動パターンをリセットすることで
脳にかかる負荷が減り、
体調も整っていきます。

どうですか?
それでもあなたは
このまま見守り続けますか?
今日はここまでです。


