さて今日は
『繊細タイプは「中1ギャップ」が
長引くと不安が強くなる!
年内にできる小さな一歩が
未来を変える理由』
というお話です。
実は繊細タイプのお子さんの
中1ギャップは非常に
長引きやすいことに
お気づきでしょうか?
休ませていたらそのうち
行けるようになるだろう…
こう安易に考えるのは
やめてほしいんです。
「いつか良くなる」と様子見するほど、
こじらせていく
脳の仕組みがあります。
不安が強い繊細っ子、
起立性調節障害のお子さんは、
中学入学後より
これまで以上にストレスがかかります。
・環境の変化
・教科ごとに担任が変わること
ストレスがかかる。
・あからさまに成績が出る。
・お友達関係の複雑化
・生活態度自体も評価の対象になる
・部活の先輩と顧問との新しい人間関係
などで脳が不安や緊張にさらされ
「危険だ」と判断し
「守りモード」に入りやすいんです。
守りモードになると…
・動く前に強い不安が出る
・失敗を極端に怖がる
・「行かなきゃ」とは思うほど
脳が危険を感じて動けない
・悪循環で朝の症状も悪化しやすい
・動かない期間が長引くと
不安が強くなりネガティブモードが増す
こんな変化を起こし
ますます行動できない状態になります。
繊細タイプのお子さんはもともと
「自分の気持ちがわからない」
そんな特性もお持ちです。
これは性格の弱さではなく、
脳の特性が関係しています。
繊細な子は✔ 周りの空気✔ 他人の感情✔ 失敗や評価を敏感にキャッチしすぎます。
すると脳が
自分の気持ちより、
周りに合わせるようになります。
その結果…
自分の本音がわからなくなります。
行動のスタート地点は
「どうしたいか」ですよね。
本音が見えないということは
脳がGOを出せない状態になります。
意思決定できず
経験が減り、
自信の回復が遅れ
行動量の低下から気持ちもうつうつとする
こんな
悪循環が完成してしまいます。
つまり、見守れば見守るほど
動けなくなるということ。
脳は変化が苦手。
「今の状態」が続くほど、
それを正解にしてしまいます。
動かない日が続くと…
「外は危険。家が安全」
と学習し、さらに動けなくなるんです。
だからこそ大事なのは
今のこの状態を長引かせないこと。
幸い、
この時期からサポートを開始すると
あと1か月半で
自信を回復して
行動量をあげるフェーズが
ちょうど冬休みにきます。
動き出すための“助走期間”としては
もってこいなのです。
回復のカギを握るのは
お子さんではなく…
ママの関わり方です。


