こだわりの強い起立性調節障害の子の進路決定に大事なこと!

こだわりタイプ

1.こだわりが強い起立性調節障害の子の進路決定ですること!

こだわりの強い子の進路決定
お家の方次第で
どんな結果もプラスに
受け止められるようになります。

 

こだわりの強い子、
完璧主義の子は、

自分の実力は無視して

「この学校に行きたい」
「ここに落ちたら人生終わり!」

ということをよく言います。

 

「それならもっと勉強させなきゃ!」
「ちゃんと現実を見てほしい…」

などお家の方のほうが
ヤキモキしますよね。

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こんなお子さんのサポートに
必要な視点が2つあります。

 

2.こだわりの強い起立性調節障害の子のサポートの視点

 

まずは

①情報提供の仕方
②こだわりを緩める声かけ

です。

 

①情報提供において大事なのは
志望校に優先順位をつけない
ということ。

 

学校への提出用紙には
第一志望、第二志望など
記入する欄があります。

 

しかし、お家の方がお子さんに
情報を提供するときには

 

すべての学校を
横並びにしてほしい
んです。

 

この学校はここがいいところ。
この学校は別のところが魅力的。
こちらも捨てがたい…

 

というように
受験するであろう学校を
並列に並べましょう。

 

そうすると、
「ここに受からなければ人生終わり」
という感覚を和らげることができます。

 

そしてさらにもう一つ

②こだわりを緩める声かけです。

 

ここは毎日の会話で
繰り返し緩める
ことができます。

 

そのためには

パパやママの失敗談、
有名人の失敗談が効果的。

 

「パパは就職のとき、
履歴書を出し忘れて、
今の職場になったんだよ。

 

だからママと出会って結婚して、
あなたたちが生まれたのよ。
(我が家のエピソードです^^;)」

 

とか

 

「有名人の○○さんは
大学に2回落ちたから、
今の仕事に出会って才能を
発揮できてるんだよ。」

 

とか

 

一見「失敗」のように感じること
実は人生の中で大きなジャンプの
きっかけになることを伝えてほしいんです。

 

そうすると
「人生って何が吉と出るか
分からない」

と完璧主義が緩んできます。
どんな出来事にも
いい側面があるんだ

教えてあげてほしいんです。

 

それには日常の会話で繰り返し
さりげなく話してほしいと思います。

 

有名人の失敗談なんて
調べればたくさん出てきます^^

 

そうすれば、
たとえお子さんが思った学校に
合格できなくても

 

「人生終わりだ!」
なんていうことにはなりません。

 

現実を受け止めて、
前に進むことができるんです。

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3.このサポートでうまくいったこだわりの強い中3男子のストーリー

こんなサポートをこだわりの強い
我が家の息子にやった結果、

当初
「ここに落ちたら人生終わりだ」
と話していた息子がどうなったかというと…

息子の行きたがっていた高校
(お友達と一緒に行きたいとの理由)では
なかったものの、

そこを目指したからこそ
私立の特待生として合格をいただいた
学校に進学することに。

「最初からここを志望校にするべきだった。」
なんて言えるくらい、

すぐに気に入り、
今でも楽しく青春を謳歌しています

こんなサポートで
こだわりの強いお子さんの

こだわりを強みとして生かしながら、
失敗を恐れずに挑戦させることが
出来ますよ!

お子さんを
正しくサポートしながら
受験を乗り切っていきましょう^^

 

今日はここまでです。

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