ネガティブな記憶は  “カラダに刻まれる”。口では平気と言う子が 動けなくなる本当の理由とは?

繊細タイプ

さて今日は

 

ネガティブな記憶は

 “カラダに刻まれる”。

 口では平気と言う子が

 動けなくなる本当の理由とは?

 

というお話です。

 

「行こうと思うと、突然お腹が痛くなる」

「玄関で頭痛や吐き気が出る」

「教室に入ると動悸や過呼吸」

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でも家では普通に笑っているし

話を聞いても学校に不満はなさそう…

 

メンタルなのか何なのか

皆目見当がつかず、

サポートがわからない…

 

そんなママいませんか?

 

実はこれ、

脳ではなく“カラダの記憶”が

反応しているサインなんです。

 

人は「脳裏にない記憶でも、

カラダが忘れない」ようになっています。

 

たとえば、

昨日の昼ご飯は覚えていなくても、

20年間乗っていない自転車の

乗り方は忘れませんよね。

 

これは “手続き記憶” と呼ばれる仕組み。

 

一度身についた動きや、

強い情動を伴った体験は、

脳ではなくカラダ側に保存されます。

 

学校で

・失敗してすごく気分が悪くなった

・怖くて仕方なかった

・恥ずかしい思いをしてドキドキした

・自分を否定されて冷や汗をかいた

 

こうした体験は“思い出したくなくても”

カラダだけが反応します。

 

そして体の調子が悪くなると、

脳は自動でこう判断します。

「今は安全じゃない。行動を止めよう」

これが、行こうとすると症状が出る

正体です。

 

症状は「行動しようとした瞬間」に

強く出ます。

・学校に行こうとする朝
・玄関で靴を履く瞬間
・校舎が見えたとき
・教室の前まで行った時

まるでスイッチのように出る不調は、

カラダの記憶が“危険”を思い出す瞬間

です。

 

特に反応しやすいのは…

・敏感さがある子
・以前に強い恐怖や不快を経験した子
・真面目でがんばり屋の子
・「弱みを見せないタイプ」の子
・言語化が苦手な子

外からは“強い子”に見えることがあっても

カラダはずっとSOSを出していること

があります。

 

中1・Sくんの場合

(嘔吐恐怖症で体重が減り

入院経験あり)


中学に入学し、

おともだちが嘔吐した姿をみて

自分もそうなったらどうしようと

不安が出てくるように。

 

学校に行こうとすると

気分が悪くなり、

不登校になりました。

 

食欲も減り、

体重が減ったことで入院管理を

余儀なくされました。

 

退院後も食欲が戻らず、

学校の話をすると表情が固まる状態。

 

そこで行ったのは、

 

・“できたこと”を積み重ねる会話

・安全が保証された環境づくり

・身体反応が出ても焦らずに

行動を引き出すサポート

・感情コントロールのサポート

 

すると、数週間で食欲が戻り、

行動量がアップ!

 

3か月後には

学校内のフリースクールに通えるように

なりました。

 

半信半疑で始めたというご両親でしたが

大変喜んでご卒業されていきました。

 

ご両親のお顔にも

安心と自信が戻っていました。

 

カラダの記憶を書き換えるには、

脳が「ここは大丈夫」と

何度も実感する経験が必要です。

 

だけどこれが難しい!

カギは 「脳に安心を届ける」 こと。

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明日は、

「カラダの記憶が“安心モード”に

切り替わる家庭内ルール」

をお届けします。

お子さんが一歩踏み出せるように

なるための


“ココロとカラダの両面アプローチ”、

楽しみにしていてくださいね。

 

今日はここまでです。

 

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