「カラダの記憶」はなぜ時間がかかるのか

生徒さんの変化

さて今日は、

昨日どうしても伝えきれなかった

とても大切な補足

お話しさせてください。

 

テーマは

「カラダの記憶」はリセットに

時間がかかる理由です。

 

「分かっているけど、動けない」

「頭では大丈夫だと思っても、

体が反応してしまう」

こうした状態のお子さんを見て、

優しいママほど、こんな不安を抱きます。

 

✔このやり方で本当に合っているの?

✔いつまで続くの?

✔様子を見ていて大丈夫?

 

この不安、とても自然です。

なぜなら「カラダの記憶」には

忘れようとしても忘れづらい

そんな特徴があります。

 

起立性調節障害や不安が強いお子さんは、

頭での記憶より先に


カラダが「怖かった体験」を

覚えています。

 

・外に出ようとしたら動悸がした

・行こうとした瞬間に気分が悪くなった

・頑張った結果、つらくなった

こうした体験は、

「学校」「外出」「人の多い場所」と

セットでカラダに刻み込まれます。

 

これがカラダの記憶です。

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だから

「大丈夫だよ」

「前は行けたでしょ」

という言葉では、

危険センサーは解除されません。

 

自転車の乗り方を忘れようとしても

忘れられないのと一緒です。

 

特に言葉での整理がまだ

お子さんは十分にできません。

 

本当は何が事実で

何が想像なのか理解していないのです。

 

だから、ママが言い聞かせても、

脳は「危険センサー」を

解除できないのです。

 

ここで、


そんな「カラダの記憶」で悩んでいる

お子さんのママにこそ知ってほしい

一つの事例をお話しします。

 

【中学1年生・男子】

・外に出ようとすると胸がドキドキ
・気分不快が強く、外出を極端に避ける
・「行きたい気持ちはある」と言うが、
 体がついてこない

この子は、中学受験で入った学校で

6月からこんな状態になりました。

 

私のところに来られた際には

「人目を怖がってまったく外に

出ていません。」

とママがおっしゃっていました。

 

やったことは

✔ カラダの反応を受け入れる(ママのメンタルはフラットに)

✔ 安全だと脳に教える言語化の関わり

✔ 「できた・できない」で

評価しない境づくり

 

でした。

 

結果どうなったか。

▶ 3週間後
 一人で映画を見るために

 電車で外出できるように

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▶ 3か月後
 

 学校の万博行事に参加。

 お友達との交流の楽しさを経験し、

 そこから徐々に学校復帰し始めました!

 

ポイントは、


無理に言い聞かせたり

動かしたことではなく、

正しい順番を守ったことです。

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優しいママほど、

「失敗させたくない」

「遠回りさせたくない」

そう思いますよね。

 

でも実は、

回復の順番に飛び級制度はありません。

 

順番を飛ばす方が

回復は遠回りになります。

 

 

昨日お伝えした

「一瞬の決断」とは、

無理に動かす決断ではありません。

✔ 仕組みを知る
✔ 見極め方を学ぶ
✔ 焦らない軸を持つ

この土台を

今、持つかどうかです。

 

「時間がかかる=悪いこと」では

ありません。


「正しい時間の過ごし方」は、

必ず結果につながります。

 

正しい情報を知った上で

判断できるママは、

お子さんを一番成長させることが

できます。

 

冬休みを来年の助走期間に変えるべく

しっかりサポートを継続しましょうね。

 

今日はここまでです。

 

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