さて今日は、
「なぜうちの子ばかり
面倒を見る役になるのか?」
というお話です。
やんちゃな子とペアにされやすい
「優等生タイプの子」が抱えている悩み
についてお話しします。
こんな子はいませんか?
・真面目でルールを守る
・空気が読めて、周りに合わせられる
・先生や大人から
「助かる存在」と言われる
・トラブルの多い子と、
よくペアを組まされる
一見すると、
「できる子」「頼れる子」に
見えますよね。
でも、このタイプの子ほど、
心の中で限界を抱えやすいのです。
なぜならこの子たちは、
「自分が我慢すればうまくいく」
「迷惑をかけないようにしなきゃ」
「嫌でも断っちゃいけない」
「先生の期待に応えなきゃ」
こうした思考を、
とても早い段階で
身につけてしまうからです。
もともと持っているネガティブ思考による
完璧主義も強めてしまいます。

やんちゃな子のフォロー役に回ることで、
・注意する役
・空気を整える役
・先生に代わって気を遣う役
を無意識に担い続けます。
問題なのは、
その頑張りが“評価される形”で
強化されることです。
・「〇〇ちゃんが一緒で助かった」
・「あなたがいてくれて安心」
・「お姉さん(お兄さん)みたいだね」
こう言われるほど、
脳の反応的に「人の評価に敏感」な子は
「やめたい」「しんどい」と
言えなくなっていきます。
そして自分の気持ちに疎い子が
多いのでストレスにすら
気づかないということがおきます。
やがて、
・急に朝起きられなくなる
・学校のことを話したがらなくなる
・家でだけ感情が爆発する
・「もう疲れた」と無気力になる
・頭痛・腹痛で現れる
そんなサインが出始めることも
少なくありません。
これは甘えでも、わがままでもなく、
“ずっと気を張り続けてきた
脳と心の疲労”です。
大切なのは、
「あなたが頑張らなくてもいい
場面がある」
「誰かの面倒を見る役を、
降りてもいい」
「自分の気持ちを優先していい」
このメッセージを、
言葉と態度の両方で伝えていくことです。
もし、
・優等生タイプのお子さんがいる
・「いい子」ほど不調が心配
・頑張りすぎている気がする
そう感じたら、
まずは「役割」から
下ろしてあげてください。
子どもは、
安心できたときに初めて
“本来の力”を取り戻します。
そしてすでに不調で出てきている
お子さんには
「ちゃんとできない自分はだめだ」
「もう人生終わりだ」
そんな風に感じているお子さんに
今の状況で未来は決まらない、
何の心配もないと伝えてほしいんです。
親御さんは我が子に幸せになって
ほしいからこそ
こうしなさい、
これだけはやっておきなさい
と先回りして助言します。
だけどこれが、
お子さんの自律神経に負荷をかけます。
さらに「今の状況が危険な状態なんだ」
と負荷をかけます。
これではよくなるものも
良くなりません。
実は、ほかにも
回復を邪魔しているのは
「私だけで何とかしなきゃ」という、
親の覚悟の強さだったりします。
・失敗したくない
・間違った選択をしたと思われたくない
・頼る=負けのように感じてしまう
でも、子どもが必要としているのは
完璧な親ではなく、
「一緒に立て直せる大人」。
それを手放した瞬間、
子どもの力が動き出すことも、
実は少なくありません。
守ろうとして握りしめていた手を、
少しゆるめるだけで、
子どもは自分の足で立ち始めます。

そんなかかわりをできる大人に
なってみませんか?
今日はここまでです。


