さて今日は
「なかなかお風呂に入らない…
後ろ倒しになる夜のサポート」
についてのお話です。
夜のリビング。
時計はもう10時を回っているのに
まだスマホを握りしめている我が子。
ソファに座ったままのわが子に、
思わず声をかけますよね?
「お風呂入らないの?」
「もう遅いよ」
「このままだと明日起きられないよ」
子どもは小さく返事をします。
「うん…あとで入る。」
でもなかなか体は動かない。
ママの胸の中では、
「また今日も入れないの?」
「この生活で大丈夫なの?」
そんな不安が大きくなっていきます。
「入るって言ったよね?」
「また、明日、朝起きられないよ」
「いい加減にしなさい」
言いたくないのに、
言葉がとまらなくなってしまう。
結局、その日はお風呂に入れず、
そのまま寝落ち。
そして翌朝、当然起きられない。
「起きなさい」
「もう時間だよ」
「学校どうするの?」
返事はあるのに、体が動かない。
頭痛、だるさ、イライラ。
また振り出しに戻ったような朝。
こんなお子さんを見て
「生活リズムを何とかしなきゃ!」
と思いがちですが、実は、
生活リズムの問題だけじゃありません。
起立性調節障害の子にとって、
「立ち上がる」
「着替えを準備する」
「服を脱ぐ」
「体を洗う」
「髪を洗う」
「湯船につかる」
「体をふく」
「スキンケア」
「髪を乾かす」
などなど。

これは、とっても大きな負荷です。
そこに、
「早く」
「ちゃんと」
「明日のために」
という言葉が重なると、
脳は「危険」と判断して、
一気にブレーキをかけます。
講座での学びを活かし、
あるママは、こう変えてみました。
まずお風呂に入らないことは
一旦横に置き、
起きている時間にフォーカスしました。
コンディションのいいときに
いかに脳を動かすかに
注力したのです。
そして、同じような夜。
ソファから動けないわが子に、
「今日は体、限界みたいだね」
「無理な日は無理でいい」
「足だけ洗う?それとも顔だけ洗う?」
すると、スモールステップで
洗面所で顔だけ洗うことができました。
自律神経が回復するのは、
正しい生活を押し付けられたとき
じゃなく、
安心できたとき。
結局、過干渉は、
お子さんのためにはなりません。
ママの不安が形になっただけ。
Nicotto Project が大切にしているのは、
肯定的に注目することで
脳の根底から底上げしていくこと。
できないことをどうにかするという
「しつけ」とは対極にあるものです。
お子さんの人生を先導するのは
現時点では
お子さん自身ではありません。
ゆくゆくはその力を授けるために
まずはママが先導していくのです。
子どもにやる気がないのではなく、
やる気を引き出すサポートが足りない。
子どもが自立しないのはなく、
自立を授けるサポートがずれている。
そこに気づいて、
ママが先導するサポートを
学んでみませんか?

今日はここまでです。


