さて今日は、
「“べき”が、子どもの回復を
妨げているわけ…」
についてお話しします。
起立性調節障害や不登校の子を
育てているママほど、
とてもまじめで、
がんばり屋さんが多いです。
「せめて生活習慣だけは守るべき」
「勉強だけはするべき」
「人に迷惑はかけざるべき」
こんな「べき」が、
知らないうちに家庭の会話に
入り込みます。
でも実はこの「べき」は、
不安が強い子の脳にとって、
かなり強いストレスです。

朝、動けない子に
「早くしなさい」
「このままで大丈夫なの?」
「みんなに迷惑かけるでしょ」
と声をかけたくなるとき。
そこにはほとんど必ず、
“ちゃんとすべき”
という親の焦りが隠れています。
でも、起立性調節障害の子や
不安で動けない子が
行動できないのは、
意志や甘えではなく、
不安で“安全が感じられない脳の状態”
だからです。
その状態の子に「べき」を重ねると、
脳はさらに緊張し、
ますます動けなくなります。
じゃあ、何に置き換えたらいいのか。
それが 「want(どうしたい)」 です。
「今日は、どうしたい?」
「できそうなこと、どれ?」
この問いかけは、
子どもに“選ぶ力”を取り戻させます。
選べるようになると、
脳は少しずつ「安全」を感じ始め、
回復と行動が動き出します。
そして、これは子どもだけの話では
ありません。
ママ自身も、
「こうあるべき」
「ちゃんとした母親であるべき」
に縛られていませんか?
私さえ我慢すれば…
私が頑張れば…
でも、そんな自己犠牲的なママが
「今日は何をしたい?」
「今、少し楽になることは?」
と自分に聞けるようになると、
家庭の空気が変わります。

ママが少し楽になると、
子どもの回復も
進みやすくなる。
この順番は、とても大事です。
今日、ひとつでいいので、
-
食べたいもの
-
行きたい場所
-
休みたい時間
自分の「want」を選んでみてください。
この小さな選択が
自分の人生を選択する姿勢に
つながります。
その姿を見て、
子どもは
「自分で人生を選び取る姿」
を学びます。
それが、
起立性調節障害や
不安からの回復の土台になります。
あなたの生きる姿勢を
お子さんに伝えてみませんか?
今日はここまでです。


