さて今日は
「見守りの落とし穴。
起立性調節障害の息子の回復を
邪魔していたのは私だった…」
というお話についてです。
「息子の笑顔を取り戻したい!」
そこに立ち返った私は
息子への対応を変えることにしました。
朝は起こさず、
寝る時間をとやかく言わず、
勉強やオンライン授業も
もはや期待せず、
一切のコントロールする声かけを
やめました。

私も疲れていたし、
何をしても上手くいった試しは
なかったからです。
それよりも
今は息子の笑顔を取り戻すことに
専念することにした私は
息子の行きたそうな場所
息子の食べたそうなもの
息子が笑顔になるものを
提案したり、
提供したり、
そんなふうに変わっていったのです。
すると息子は
部屋から出てくるようになり、
私に
「あれが食べたい!」
「ここに行きたい!」
と自分からアプローチしてくるように
なりました。
その要望にそって行動するうちに
息子の元気・笑顔は回復しました。
またリビングで笑顔で笑いあえる
そんな日々が戻ってきたのです。
起きている間の腹痛も頭痛も
なくなっていましたし、
心身ともに健康な状態に
もどったようでした。
今となっては、
私が指示することをやめたことで
脳の過敏さを刺激しなくなり、
脳が穏やかに
そして次の回復のステップに
進んだのだとわかります。

動物好きで
仏教の五戒のひとつ「殺生」について
深く考えていたことのある息子は
自ら見つけてきた牧場に通い始め、
牧場主さんから頼られる存在に。
もう一つ、好きで始めた「根付」
という彫刻にも没頭し、
小さな木片や鹿の角で
細かい細工のある作品を
いくつも作りました。
本当に充実して
楽しそうな日々でした。
中学2年生になった我が子が
こんな生活をしていたら、
普通は心配になるかもしれません。
でも、私はうれしかったし、
このまま息子の元気な姿を
見続けたいと思いました。
大きな期待はせず、
負荷をかけず、
息子の思うままに生活できたら
それでいいと思っていたのです。
ですが、
ここからまた大きな壁に
ぶつかります…
息子に一切の指示をやめて、
穏やかに好きなことをさせて
過ごせるようになりました。
自分の好きなことならなんでも
できるくらいの自信と行動力は
取り戻していたんです。
学校に行っていないだけで
後は本当に元通りだったんです。
進路もこの先の選択肢も
調べつくして、
ありとあらゆる選択肢があることに
安心してもいました。
だけど、
ここで大きな壁が訪れたんです。

それは漠然と感じた
「何か足りない…」
違和感でした。
どんな進路でもいい、
自分だけの道を開拓してくれてもいい、
そう思っていたのですが、
どの進路にせよ
「何か足りない…」
そんな感覚があったのです。
その時はそれが何か
分かりませんでした。
私は答えの出ないこの
モヤモヤにまた自問自答の日々が
始まったのでした。

そんなときであった発コミュでの
衝撃的な気づきがありました。
明日はそのお話をしますね。
今日はここまでです。


