1.朝起きられない子に、ママが一番振り回されていたもの
「朝起きられない子の
『いつ』に注目するかで回復が変わる!」
についてお話しします。
昨年10月から受講の
朝に振り回されていた
ある女の子のママがおられました。
その子は中学3年生。
朝、どうしても起きられない。
✓何度、起こしても反応が薄い
✓行けそうだと思ったら、
直前で動けなくなる
✓ 行けなかった日は、
親子でどっと疲れる
ママは毎朝、
時計と娘の顔を交互に見ながら
心がジェットコースター状態でした。
「今日は起きられそう?」
「行けそう?」
「何時間目からなら行ける?」
起きられたらホッとする。
起きられないと、がっかりする。
そうしてとうとう、
起きられなくなり完全不登校に。
そしてふと、頭をよぎる。
「このまま高校生になれるのかな」
「楽しい女子高生ライフを、
送らせてあげられるのかな」
心配だからこそ、不登校になっても
朝に全神経を集中させていました。
2.回復を左右するのは「朝」ではなく「夜」だった
でも、このママが講座を決断し、
まず変えたのは「朝の接し方」
ではありませんでした。
このママが講座を受けるときに
一番大きかった動機はこれでした。
「この子に、楽しい高校生活を
送らせてあげたい」
そして私は伝えました。
「朝に注目しないでください」
正確に言うと、
朝“だけ”を見ない、です。
代わりに意識してもらったのは、
夜の過ごし方。
実はここに、お子さんの回復の
分岐点があるのです。
回復を支えるママは
「夜」を見ています。
学校に行かせたいママは、
朝に注目します。
– 起きられた?
– 行けそう?
– 今日は何時間目まで?
起きないと、がっかりする。
「またダメだった」と感じる。
そして、未来を悲観してしまう。
一方で、
回復をサポートできるママは
夜を見ています。
✓ 夜、どんな表情で過ごしていたか
✓安心して笑える時間はあったか
✓ 布団に入る前、
気持ちは落ち着いていたか
✓「楽しかった」で一日を終えられたか
3.なぜ「夜の過ごし方」が翌朝を決めるのか
なぜ「夜」がそんなに大事なのか。
ここ、脳の話を少しだけ。
私たちの脳は、
寝ている間に、
その日の感情と記憶を整理します。
– 不安
– 緊張
– 失敗感
– 安心
– 楽しさ
どんな気分で一日を終えたかが、
そのまま翌朝の“土台”になる。
だから
朝がつらい子ほど、
問題は朝そのものじゃない。
夜に、どれだけ
「安心を持ったまま」終われたか。
ここが整い始めると、
朝は“頑張らせなくても”
少しずつ変わり出します。
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4.朝を変えたいママが、夜にやめたこと・始めたこと
このママがやめたこと・始めたこと。
この中3女子のママがまずやめたのは、
✓朝の声かけを増やすこと
✓起きられた/起きられないで
一喜一憂すること
✓「明日はどうする?」を
夜に詰めよること
代わりに始めたのは、
✓夜に一緒に笑える時間を意識する
✓受験や学校の話を、夜は極力しない
✓ 「楽しい気持ち」で一日を閉じる

すると、
すぐに朝が完璧になったわけでは
ありません。
でも、
✓ 夜の空気がやわらいだ
✓表情が少しずつ緩んだ
✓朝の“しんどさの波”が小さくなった
そんな変化が、確実に起き始めました。
そうして、2週間後、
一度、昼夜逆転傾向に
なったお子さんはそこから立て直し、
再び、学校に挑めるようになりました。
もちろん、サポートの速さも
大きく影響していますが、
ママが「夜」のサポートに
集中して回復を加速した結果です。
朝を変えたいなら、夜から整える
朝がつらい子ほど、
朝に正解を探しても、うまくいきません。
必要なのは、
– 無理に動かすことでも
– 気合を入れさせることでもなく
「安心のまま、一日を終えられる設計」
それができると、
朝は“少しずつ”整います。

あなたは今、
朝を見ていますか?
それとも、
夜を見ていますか?
この記事が、
ママの視点を少しだけズラす
きっかけになれば嬉しいです。


