さて今日は
「ストレスを増やす
こだわりの緩め方
ーインプットを整えるー」
というお話です。
お子さんのこだわり、
これ自体は悪ではありません。
好きなものを追究したり、
精度を高めたり、
よく活かせばお子さんの強みになります。
だけど、たとえばこんな時は
どうでしょう…
カラオケルーム。
「この曲を歌う!」と
意気込んでいったのに…
でも、検索しても出てこない。
次の瞬間、
机をバンバン叩きながら
「この曲じゃないとイヤ!!!」

部屋は他の人の歌声でうるさい。
周りの目も気になるし、
空気が一気に張りつめる
なんて場面。
「またかあ」と
焦りますよね。
こんなときお子さんの視野は
せま~くなっています。
「この曲しかない」
「ない=最悪」
「今日は終わり」
本当はほかにも歌える歌があるのに
他の選択肢が、見えていない。
ここでたいてい大人は
言いたくなるんです。
「他の曲にしなよ」
「そんなに怒らなくても」
でも、その言葉は届かない。
むしろ感情を逆なでします。
なぜなら今は
“感情の脳”がハンドルを
握っているから。
だからまず、
距離を置く。
スルーする、ディスタンシングです。
そして感情系の脳がおちついてきたら、
肯定です。
「その曲、歌うつもりだったんだよね」
「楽しみにしてたんだよね」
と、感情を代弁したり、
肯定しながらサポートしましょう。
そしてそのあとです、
このママは
そっとスマホで
「小学生 歌いやすい曲」
と検索して画面を見せました。
視覚から、
静かに情報を入れてあげました。
すると、少し間があって
「……これなら歌えるかも」
その瞬間、
空気が変わりました。

理解の脳にスイッチが戻った瞬間でした。
視野が広がった瞬間です。
こういう時、
たいていママは焦って正論を
振りかざしがち。
※私もそうでした。
恥ずかしい。
早く収めたい。
ちゃんとしてほしい。
なんでそんなにこだわるの?
「わがままなんじゃない?」
「甘やかしてるのかな?」
でも、本当は違います。
困っているのは、
ママじゃなくて、子どもです。
“これしかない”と
狭くなってしまっている状態。
こだわりは、悪いものじゃない。
でも、
幅がゼロになると
たちまち苦しさに変わります。
理解の脳は、
選択肢が増えると動き出す。
否定ではなく、そっと
「ほかの選択肢」を見せる。
言葉で押すより、
静かな情報で広げる。
幅をつくる関わり。
それが、
かたくなさをしなやかさに
変えていきます。
子どもがかたくなになった時、
あなたは
正そうとしている?
それとも
世界を一つひろげている?
理解の脳は、
感情が落ち着いたとき、
シフトチェンジしやすくなります。
増えた選択肢の数だけ
動きやすくなります。
今日、
そっと一本、
道を増やしてみてください。
今日はここまでです。


