1.中学受験で合格後、無気力に
中学受験で県下の最難関中学に
合格された12歳の男の子。
元々、おとなしいタイプの
お子さんでした。
当初は喜んで通っていましたが、
1学期の途中からだんだんと
覇気がなくなり、
表情が乏しくなりました。
ママが心配になり、
色々口を出すようになると、
お子さんが反抗してきて、
ますます状況が悪化。
夏休みは、
ゲームに明け暮れ、
宿題に手がつかない様子がみられ、
焦ったママは
ゲームを取り上げました。
ですが、
いつもなら反抗するはずのお子さんが
何の抵抗もせず
宙を見つめたまま微動だに
しませんでした。
このことにママは
非常に大きな不安を
感じたといいます。
起立性調節障害ではなかったものの、
普段から私のメルマガを
読んでくださっていたママは、
「わが子にも通用するメソッド」
だと直感し、
この時点でいち早く
講座の受講を決め、
私のところにやってきてくれました。
2.ママが知るべきSOSのサインとお子さんへの対応
中学受験で合格後、
競争の激しい学校で
頑張りすぎてエネルギーが
切れた状態でした。
表情が乏しくなったり、
感情コントロールが効かない、
宿題をしたがらない、
ゲーム時間が伸びる、
無気力…
これらは全部お子さんが出す
SOSのサインです。
これに気づかずにスルーし続けると、
条件によっては
起立性調節障害まで発展することも。
すぐに、受講を決めたママは
まず肯定のテクニックから
実践していただきました。
もともと脳タイプ的には
「標準タイプ」だったお子さん。
特性がほとんどない
お子さんだったので、
その分、変化も速く出ました。
3.お子さんが見違えるように意欲的に
ママが対応を変えると、
笑顔や会話が増え、
今まで何度言っても
自分から出すことがなかった
食べた後のお弁当箱を
帰宅後すぐに、
「ありがとう。美味しかった。」
といって持ってくるように。
これにまず驚かれていましたが、
変化はこれにとどまりませんでした。
いつも乱雑な字を書いていた
手帳やノートの字が
どんどんきれいになっていきました。
塾のテストも
真面目に取り組むようになり、
始めて
「医者になりたい」
と口にするように。
学校の校外研修では
自分でリーダーになり、
電車を調べてみんなと
乗り合わせることができました。
塾のクラスも
一番上のクラスで
頑張るようになり、
成績もメキメキと
上がっていきました。
何よりもママがうれしかったのは
お子さんとの笑顔で楽しい時間が
増えたことでした。
受講当初、
「このままでは、
私が死んだあとこの子に記憶に残る
ママの顔が怒った顔になる」
と心配されていたのが
嘘のように穏やかな日々が
訪れたそうです。
「本当はもっと世話を焼きたい
気持ちがまだあります。
急に成長したので、
さみしさを感じるくらいです。」
そう嬉しそうに
話されていました。
起立性調節障害のお子さんのママも
そうでないお子さんのママも
お子さんにあう
コミュニケーションで
脳を育ててみませんか?