1.外に出るのが怖い、人の目恐怖症だった中学2年生女の子
中学に入り、
1学期に起立性調節障害を
発症し不登校になりました。
それから、1年半、
お家にいる間にどんどん
状態は悪化し、
外出もままならなく
なりました。
「人目を気にして外出を避け、
家ではメイクを熱心にするように。
メイク道具に使うお金も
どんどん膨らみました。
ついには幻聴が聞こえると、
精神科を受診し、
診断はつきませんでしたが、
定期的に受診しています。」
と話されていました。
幻聴は起立性調節障害の子には
みられない症状。
だからこそ、ほかの病気との鑑別は
必要でしたが、
すでに精神科で継続的に
診てもらっているとのこと。
私はあくまでも、
起立性調節障害の子の
サポートをお伝えする旨を
ママに確認していただきました。
私の投稿を見つけ、
そして、個別相談で話を聞かれ、
「これしかない!」と
受講を決断されました。
2.1年半の不登校で悪化した不安を解消!
起立性調節障害で不登校になり、
不安が強くなるのは
実は当然の脳の反応です。
不安を感じやすい脳の特性を
お持ちの場合、
不登校になり、
自分を責めたり
指示を出す人がいると、
どんどん脳への刺激を強めます。
不安を感じると、
ストップをかけてくれるはずの
「理性の脳」からのストップが
だんだんとかかりにくくなります。
ひどい場合には、
パニックやうつなどの
症状をきたします。
だから、起立性調節障害の子を
お家でサポートするときには
不安をあおる声かけはNGなんです。
まずやってほしいのは、
お子さんの脳を穏やかにすること。
肯定の声かけを存分に入れていくと、
お子さんがどんどん変化していきました!
3.お子さんの3か月後の驚くべき変化
受講して2か月後の8月、
ちょうど夏祭りのタイミングで、
お友だちから誘いの連絡が
ありました。
このころにはすでに幻聴も
おさまり、
ネガティブな思考のクセが
徐々に和らいでいました。
迷っている様子はあったものの、
「行きたい」気持ちが強いように
感じられたママは、
背中を押す魔法の枕詞で、
行動を促しました。
すると、お子さんはお友達と
夏祭りに参加。
学校の子たちもたくさん来る
可能性のあるお祭りに
参加することが出来ました。
そこで、お子さんが驚いたのは
1年半もあっていないお友達が
積極的に声をかけてくれたことでした。
しかも、入念に練習し続けた
メイクをほめてくれたのです。
お子さんにとって、
こんなにうれしいことは
ありませんでした。
そして、次の日はなんと
学校行事の一環として
そのお祭りに参加するというのです!
これにはママも驚き、
本当に参加できるのかなと
心配でした。
ですが実際、次の日、
学校単位でのお祭り参加を
果たして清々しい表情で
帰ってきた娘さんがいました。
こんなふうに、
正しくサポートすれば
たった3か月で見違えるように
成長したお子さんに会えます。
お子さんの清々しい笑顔に
会いに行きませんか?