私は極悪人!思考のクセで動けなかった中3女子が学校で活躍できるようになったストーリー

回復期

1.強い思い込みで行動にブレーキをかけている中3女子のストーリー

中学2年生で起立性調節障害になり、
それ以降、お友達との交流を
絶っていたお子さん。

このお子さんに
ブレーキをかけていたのは
強い強い思い込みでした。

受講を開始後、
だんだんと自信を取り戻している
ように思えたお子さんでしたが

集団の場や学校の話になると
まだまだ強いブレーキが
かかっているようでした。

お友達とのかかわりを
避けているような

そんな様子を感じて、
この先の青春の時間を
もっと謳歌させてあげたい
ママも感じておられました。

 

2.ブレーキをかけている強い思い込みへのアプローチ

まずは、2カ月ちょっと、
基礎講座の3回目までを
じっくり実践されたうえで、

4回目のレクチャーである、
ホームカウンセリングを使い、
お子さんの本音を引き出すことに
トライしていただきました。

すると、お子さんには
こんな強い思い込みがあると
分かったのです。

「私は極悪人」という
思い込みでした。

なぜこの思い込みが生まれたか
ということを掘り下げると、

かつて小学生のころ、
クラスメイトにした意地悪の記憶が
強く残っていたからでした。

「○○ちゃんにあんな意地悪をした
私は極悪人だ。だから、お友達と
仲良くする資格がない」

というもの。

この思い込みが今でも
お子さんの強いブレーキとなり、
行動を邪魔していたのです。

まずはこれをリセットすることに
ママは決めました。

お子さんの話を
「ママの意見を封印」
して聞きます。

「そう思うんだね」
と共感まで示すと、

お子さんの脳の荒れている部分が
落ち着きます。

落ち着いたタイミングで
お子さんの思い込みに「反証」できる
ようなエピソードをママから
話します。

すると、だんだんと
お子さんの思い込みが緩んで
リセットされていくという
仕組みです。

1度や2度の反証で
リセットされることもあれば、
時間がかかることもあります。

でも、リセット出来たら
驚くほど行動量が
伸びていきます。

 

3.このサポートでブレーキをはずすとお子さんに起きた変化

結局、この一連のやり取りで
お子さんの強い思い込みは
外れていきました。

お子さんの強い思い込みは、
「自分は時々いけないこともするし、
いい行いもする普通の人」
という苦しくない認識に変わり、

どんどんと行動量を
伸ばすようになりました。

中学校の卒業式の後、
今までなら断っていた
遊びの誘いを受けるように
なりました。

その集まりを心から
楽しむ様子も見られました。

そして、
入学した通信制の高校で
自分の好きな「ボランティア部」に
入部しました。

お友だち作りにも積極的で、
週末も遊びに出かけるほど、

高校生活を楽しめるように
なったんです!

この様子にママも
すごく喜んでおられました。

心のブレーキって
こんなにも行動を左右します。

あなたもお子さんの強い
ブレーキを外してあげませんか?

 

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