1.特待生で入学したはいいけど、過剰適応になる子がいます
中学受験をするお子さんの割合は
2024年度で18.9%。
首都圏では22.7%に上ります。
まさに5人に1人が中学校で
受験を経験する時代。
お子さんの力を伸ばすために
環境を選んで
受験校を決めますが、
それでも、
お子さんに合っていない学校を
選んだがゆえに、
というよりも、
競争の激しい学校が合わないお子さんが
いるがゆえに、
期待していた学校で
力を発揮できずに、
起立性調節障害を発症する
お子さんが一定数おられます。
特待生ともなると、
成績によってクラスが入れ替わる、
奨学金の額が変わるなど、
ある程度お子さんにも
プレッシャーがかかってきます。
すると、
起立性調節障害を発症しやすい、
脳の過敏さがあるお子さん
(不安を感じやすい子)は
そのプレッシャーや
先生の咤激励、
クラスメイトの雰囲気に
一気に脳への負荷が増し、
「しっかりせねば!」
「いい点とらないと人生終わり」
と過剰適応で頑張りすぎて
自律神経のバランスを崩します。
そんな時に
内申点を恐れて
無理に通わせようとしたり、
お子さんの状態を理解せずに
お家の方がイライラしたりは
逆効果です!
2.起立性調節障害を発症したらまずやってほしいこと
お子さんが難関校や特待クラスで
起立性調節障害になったら、
ますやってほしいことは
成績や内申点を気にして
お尻をたたくことではありません。
お子さんの現状を受け入れて
脳タイプや回復段階を理解し、
適切なサポートを順番通りに
積み上げていくこと。
遠回りのようで、
しっかり回復のステップを
踏ませることの方が
実は最短ルートです。
だから、お家の方が正しい知識と
スキルでお子さんを
サポートしてほしいんです。
3.今までしたことのなかった野球にトライし始めた!
お子さんとは受講当初は
「まともに会話できない」
状態でした。
ママが話しかけても、
無視して、
目も合わない状態。
ですが肯定の注目を
始めるとお子さんがメキメキ
回復していきました。
まずは会話や笑顔が増えました。
本音で話すことが出来る
ようになり、この時点で
ママの表情は柔和になっていました。
親子の信頼関係を取り戻すと、
今度はやってみたいことが
出てくるようになりました。
今までやったことがない
野球にトライしたいと言い出し、
庭で素振りしたり、きょうだいと
キャッチボールをするように。
野球観戦に行ったり、
野球のチームを見学に
行きました。
もう朝も起きれるし、
体調不良もなくなっていました。
生き生きと動き出した
お子さんの様子を
ママは本当にいとおしそうに
お話されていました。
好きなことで動き出したお子さんは
苦手なことへの挑戦していきます。
ちょうど新学期の
タイミングと一致し、
自分から学校の情報を欲しがるように
なりました。
ここで受講を開始してちょうど
3か月経っていました。
いつ始業式で、
どんな行事があるのか、
学校や勉強のことを
自分から話し始めたら
回復段階の5段階目「回復期」です。
お子さんが「こうあらねば」の
思考のクセをリセットし
動き出すまで少なくとも
3カ月。
ちょうどそのタイミングでした。
このように、
お子さんの回復を加速させれば、
3か月でストレスに強い脳と
挑戦する力が育ち、動き出します。
次はあなたの番です。
3か月先を見越してトライ
してみませんか?