「ここに合格しないと人生終わり」こだわりの強い中3女子が納得して通信制高校への入学を決めたストーリー

生徒さんの変化

1.こだわりが強く目標が高すぎるのに勉強しない中3女子

受験も差し迫った2月受講されたSさん。

お子さんが1年間不登校でその間の
勉強はほとんどしていないのに、

「ここに合格しないと人生終わり!」
というくらい強いこだわりを発揮していました。

どうしたらいいだろう?
無理に志望校を変えることは
出来そうにないし、

だからと言って落ちたら
すごく落ち込むだろうと…

こんなお子さんには完璧主義の
思考のクセがあります。

さらに言うと
自信が落ちているときには
より自分のこだわりに固執していく
という反応を示します。

だから、このお子さんに
必要なのは説得でも
おしりをたたくでもなく、

自信の回復でした。

 

2.こだわりを緩めるためにやったこと

そのことをママにご説明すると、
まずは自信の回復に徹することに
してくれました。

出来ないことは一旦スルーして、
出来ていることにフォーカスしたのです。

昼夜逆転も一旦、横に置いて、
起きている間の肯定を続けました。

何時に起きてきても
機嫌よく接するようになると、

お子さんは自分が抱えている 不安を話してくれるように。 するとだんだんと頑なさが 消えていき、進路について 冷静に話し合えるように なりました。 昼夜逆転についても、 講座で学ぶ翻訳機能を使って、 本人と本音の会話をすると、 「実は私も早く寝るようにしたい。 でも、夜になると不安でスマホを 触ってしまう。」 と打ち明けてくれたのです。 それから、昼夜逆転改善に向けて 一緒に作戦を立てられるように なりました。 3.納得して進路に進めたことが大きな前進

進路を決定するとき、
「ほかに行くところがなくて
致し方なく行けるところに行く」

のか

「自分に合う学校はここだ」と
自信をもって決めるのかでは、

そのあとの通い方や本人の
モチベーションにも影響してきます。

受講後1か月半後の3月末には
通信制の受験の願書を自分で提出に行き、

通信制高校のスクーリングに向けて
昼夜逆転も改善できるよう、
自分から動けるようになっていきました。

「あんなにこだわりが強くて、
どうしようかと思っていたのが
嘘のようです。これで安心して
送り出せます。」

と話されました。

どんな進路も本人が
等身大の自信で冷静に
選ぶ必要があります。

こだわりが強いお子さんの
頑なさをゆるめるサポート
してあげませんか?

※ちなみに小学5年生でフリースクールに
通われていた息子さんは
なんとこの期間で小学校に
通えるようになりました。

 

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