忘れ物ばかり、点数が取れない… ADHD×繊細な子、○○だけは絶対に失わせないで!

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さて今日は

 

「忘れ物ばかり、点数が取れない…

ADHD×繊細な子、

○○だけは絶対に失わせないで!」

 

というお話です。

 

繊細なお子さんは

ストレスを感じやすく、

 

ネガティブな感情をため込みやすい

すでにお話しました。

 

ADHD×繊細なお子さんのサポートで

絶対に守ってほしいことがあります。

 

こんな繊細なお子さんの中に、

 

ADHDっぽい忘れ物やケアレスミスと、

繊細さゆえの深すぎる反省と自己否定、

 

この両方を持ち合わせた

お子さんがいます。

 

明るくて人気者である一方

忘れ物や時間の見立ての課題、

不注意などで失敗体験も

積みやすいお子さんです。

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失敗体験を積みやすいうえに

それを気にしてネガティブな思考に

陥ります。

 

頑張っているのに空回りしてしまう。

しかも失敗を何倍にも責めてしまう。

 

気にしないように見えて、

実は誰よりも傷つきやすいお子さんです。


そんな姿を見て、

「もう少し見守れば落ち着くのかな…」

「そのうちたくましくなるかもしれない」

と思いたくなる気持ち、

本当によくわかります。

 

でも実は、

放っておくと「自己否定」が

どんどん増していくという

大きなリスクがあります。

 

繊細さを持つ子は、

自分の失敗を普通の子の何倍も強く

覚えています。


そしてADHD傾向の「またやっちゃった」

という現実が、その思いを裏づけてしまう

負のスパイラルになります。

 

特に今、

学年が上がって宿題も増え、

定期テストの時期。

 

✓思ったより点数が取れない

✓提出物を出し忘れた

✓友だちとの小さな行き違い

 

こうした「ちょっとした失敗」

毎日積み重なると、

自己肯定感の崩れは加速します。

 

ADHDの気質のあるお子さんは

自己肯定感が落ちるのだけは

絶対にさけてほしいんです。

 

これは「気持ちの問題」でも

「甘え」でもありません。

 

✔ ADHDなど発達特性による脳の仕組み
✔ 繊細さゆえのネガティブな思考のクセ
✔ 思春期特有の他人と比較する
「私はダメ」という思考パターン

 

3つが重なって起きる

とても自然な脳と心の反応なんです。

 

しかもネガティブな記憶は

何度も繰り返し、

そのたびに記憶を強めていきます。

 

だから大事なのは、

「自信の回復」+

「失敗をリカバリーする力」を

育てること。

 

✔ 肯定の声かけで自信を回復する
✔ 失敗をリカバリーする会話
✔ ネガティブな記憶をポジティブに
上書き保存する

 

これを今すぐ始めることが、

お子さんの未来を守る大事な一歩です。

「そのうち慣れるかも」ではなく、

「脳が良くも悪くも

変化成長しやすい思春期にしか

できないサポートがある」

 

と知ってほしい。

 

ネガティブな記憶をリセットして、

自信を回復すると、

持ち前の行動力で脳の成長を

加速させていくことができます。

 

お子さんの脳の反応を知って、

しっかりサポートしましょう。

 

今日はここまでです。

 

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