さて今日は
「“ちゃんとしなさい”が届かない理由
〜起立性調節障害の子に
過干渉は絶対やめて〜」
「早く寝なさい!」
「朝はちゃんと起きなさい!」
「学校休んでばかりでどうするの?」
こんな風に先回りして
口を出しているママは
いませんか?
実はこれ逆効果!
起立性調節障害のお子さんには
過干渉は絶対にやめてください。
なぜなら、ODの子は
「怠けている」のではなく、
慢性的なストレスがかかった結果
脳と体の仕組みとして、
本当に起きられない、
動けない状態だから。
だから「もっと頑張って」
「甘えないで」という声かけは、
脳へのストレスになって
ますます体内時計が後ろ倒しになり、
逆効果です。
ここでママの過干渉度チェックを
してみましょう。
ご自身のかかわりがどれだけ
過干渉かチェックしてみてください。
①朝、子どもに「起きなさい!」と声をかけるのが習慣になっている
② 子どもが準備に手間取っていると、つい手や口を出してしまう
③「大丈夫かな」「忘れてないかな」と毎日子どもの持ち物を確認している
④ 宿題や提出物のことが気になって夜も考えてしまう
⑤「なんでできないの?」と心の中で何度も思う
⑥ 子どもが何をするにも「それじゃダメじゃない?」「こっちの方がいいよ」と言いたくなる
⑦ 子どもに任せた結果、失敗すると「ほらね」と言ってしまう
⑧ 子どもの服装、お友達関係に
口を出している
⑨子どもが一人でいると「何をしているんだろう」と不安になる
⑩ 「私が言わないと、この子は何もできない」と思ってしまう
【結果の目安】
✓0〜3個
→ 過干渉は少なめ。
自然に「待つ」力ができています。
✓4〜6個
→ 「心配が先に出てしまう」タイプ。
お子さんの脳が伸びる声かけを知ると
安心して待つことが出来ます。
✓7個以上
→ 「助けたい気持ち」が強くて、
つい過干渉になりやすいタイプ。
でも、それは子どもを想う強い愛情の
裏返しです。
脳と体の仕組みを学んで、
脳の成長を加速させていきましょう。
大事なのは、
過干渉に気づき、
脳を伸ばす声かけを知ること。
こんな声かけで3か月後には
素敵な未来に出会えたママを
ご紹介します。
中学1年生の男の子のママ、
小学3年生から不登校だった息子さんは
中学にも2日しか通わずに
不登校になりました。
ママは、
心配されてつい過干渉になっていた
そうです。
ですが、中学1年の5月、
ママは素早いご決断で
私の講座に来てくださいました。
実はこの時、すでにほかの講座を
受けはじめたばかり。
だったのですが、
私の講座を知り、これしかないと
決めてくださったのです。
(すごい決断力!)
するとどうでしょう。
受講後3カ月だった今、
不登校歴3年以上、
しかも中学というハードルの高い環境の中
何とお子さんは
「給食だけ行く」と学校に
トライし始めました。
そして、先生とお話して、
給食以外の時間にもトライすることに。
ママには「自分で先生と話して
決めるから大丈夫だよ」と
伝えるほどたくましくなっていました。
いかがですか?
過干渉を手放して、
正しい脳を育てる方法を学ぶと
これだけお子さんが成長します。
過干渉はお子さんへの愛情の証。
でもそれでは、お子さんは
伸びません。
そんなママは
ただやり方を知らないだけなんです。
だからこそ正しいやりかたで
お子さんの素敵な未来に会いに
行きませんか?
今日はここまでです。