さて今日は
「また行けなかったらどうしよう…
2学期の登校不安を解消する
ネガティブ思考リセット術!」
というお話です。
そろそろ2学期目前、
新学期である9月1日問題は
最近の社会問題として知られています。
夏休み見守り続けたママも
「2学期、行けるのでは⁉」
という淡い期待とともに
また行けなかったら…
という不安を抱える時期。
だからと言って
2学期の当日にあたふたしても
どうしようもありません。
なぜなら、
2学期、お子さんが挑戦するかどうかは
これまでのサポートにかかっているから。
お子さんの脳のストレスを倍増させる
「ネガティブ思考」がどれほど
解消されているかにかかっています。
朝起きれない子の回復ルートは
決まっている。
飛び級制度は残念ながらありません。
でも、
その回復のステップを邪魔するのが
「ネガティブ思考」。
だから、いくら表面的に見て、
体調がよくなってきたな、
気持ちも落ち着いているな、
と思っても、
また「学校」という負荷がかかれば
脳へのストレスがかかります。
すると、
「今さら、人になんて思われるか不安」
「どうせ今更行っても意味がない」
「もう勉強に追いつくのは無理」
こんなネガティブな思考が
再燃してきて、
自律神経へ負荷をかけます。
すると、
①体調不良
②体内時計が後ろ倒しに
③人によっては意識障害
(何度起こしても意識がない)
こんな状態になるんです。
さらに、
メンタル不調も招くので、
そりゃうまくいくはずがありません。
こんな脳の反応はもともと
お子さんが持っている
「偏桃体の過敏さ」によるものですが、
これは命を守るためについている脳部位。
ネガティブな情報をキャッチして
近くの海馬で記憶しておくことで
危ない目に合わないように
機能しています。
それが、誤作動を起こし、
学校での失敗体験を強く記憶し、
頭で何度も反芻することで
さらに記憶を強化して、
同じような場面に出くわすと
恐怖を感じるようになるのです。
この脳の仕組みを理解して
ネガティブな反応をリセットすることが
お子さんの心身の健康を取り戻す
最大の秘訣です。
ネガティブ思考をリセットするまでに
少なくとも3か月かかります。
正直言って、自己流ではかなり
難しいと思います。
ですから、
できるだけ早く確かな方法で
とりかかることで
お子さんが無気力・自己否定で
過ごす時間を長引かせずにすみます。
この本質を理解すれば、
もともと力のあるお子さんの
能力が十分に発揮できる状態を
手渡すことができますよ。
今日はここまでです。