起立性調節障害の子の学習意欲を取り戻す道筋!

回復期

さて今日は

 

「起立性調節障害の子の

 学習意欲を取り戻す道筋!」

 

についてのお話です。

 

起立性調節障害のお子さんはもともと

頑張り屋さんのお子さんが多いんです。

 

勉強や部活や生徒会活動など

あらゆる場面でがんばるのが

平常運転なので、

 

「頑張りすぎている」ように見えないのも

こういったお子さんの特徴です。

 

こんな頑張り屋なお子さんが

不登校になると、

 

「やればできる!」

「勉強さえしてくれれば!」

 

と勉強をさせようとするのですが、

実はこのやり方はますます学習意欲を

落とすコミュニケーションです。

 

ここから先は、

一見遠回りのようなサポートをやってみる

覚悟のあるママだけお読みください。

 

起立性調節障害のお子さんの

学習意欲を取り戻すには

 

ずばり!

「好きな活動をさせること!」

 

学校にも行かないくせに

好きなことをさせるなんて!

 

と思ったママはお子さんの脳の成長を

さまたげているかもしれません。

 

なぜなら、

人間の脳は好きな活動をしているときに

発達するから。

 

不登校だからって

好きなことを制限した生活は

回復には逆効果なんです。

 

私が好きな活動をさせた方がいいという

には理由があります。

 

好きなことは単純に脳内の

報酬物質が出やすく、

幸福感や高揚感が得られます。

 

また、成功体験がつめるので

自信にもなりやすく、

苦手も克服しやすいんです。

 

例えば、

好きなことをしようと思うと

 

好きなことで計画力や実行力や

ダンドリ力や処理する力や時間間隔などが

育っていきます。

 

これらの力は、

好きなことで伸ばした後は

 

勉強や学校に挑むときに

効果的に作用します。

 

逆に、苦手意識のある勉強などでは

お子さんの力は伸びにくいので

まずは好きな活動で力を伸ばすのが

一番の近道です。

 

我が家の息子も

彫刻や牧場通い、

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娘の場合はコスメや工作など

一見、「勉強」とは無縁の活動で

 

どんどん自信を取り戻し、

笑顔や会話を増やしながら、

エネルギーを取り戻していきます。

 

ダンドリ力や時間間隔、

思考力や実行力も伸ばせるので

好きな活動を通して勉強にも使う力を

めきめきと伸ばしているんです。

 

この一見、

遠回りのような脳の反応に気づくと、

まじめに勉強を促して

脳のストレス反応を高めるよりも

 

はるかに効果的に

アプローチできると思いませんか?

 

私も「二度と勉強しない」と

宣言した息子が1年間のブランクを

乗り越えて勉強をやり遂げたときは

本当に成長したなと感心したものです。

 

自走し始めるまでに

講座を始めて5か月でした。

ぜひあなたも、

お子さんの好きな活動で

学習意欲を取り戻してみましょう。

 

セミナーではそんな息子の秘話も

一部ご紹介します。

 

非常識な不登校生活からの学びを

あなたも体感してみませんか?

 

今日はここまでです。

 

 

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