1.行きたいけど行けない子専用のサポートがある
新学期が始まり、
行こうと思っていたのに行けない…
そんなお子さんへのサポートには
「正解」があります。
お子さんはもちろん、
ママも一緒になってガッカリ。
なぐさめたり、
「大丈夫だよ」といいつつ
ママもふさぎ込む…
ネガティブ思考に拍車がかかり、
イライラ、うつ状態になった我が子に
ママも焦り倍増…
こんな対応では
お子さんのネガティブ思考が悪化し、
ますます回復から遠のくんです。
行きたいけど行けないには
理由があります!
2.起立性調節障害の子の「行きたいけど、行けない」ワケ
行きたいけど行けない…
そんなお子さんの理由は3つ。
①予期不安
起立性調節障害のお子さんは
ネガティブな記憶を
残しやすいお子さん。
前日までは本気で行きたいと
思っていますが、
学校で失敗体験を積んでいると
同じような場面を避けようと
予期不安として
カラダの症状や
メンタル不調が出てきます。
②完璧主義による脳への負荷
完璧にやらなきゃ!と
思えば思うほど
途中でおなかが痛くなったら?
予想外のことが起きたら?
とさらに不安が増え、
自分の脳にストレスを
かけていきます。
「失敗したくない」思いが強く、
そのことが不安を倍増させます。
③自分の気持ちが分からない
起立性調節障害のお子さんの中に
「自分の気持ちが分からない」
そんなお子さんが多いのに
お気づきですか?
自分の気持ちが分からないお子さんは
ストレスに気づきにくく、
カラダに影響が出るまで
頑張り続けます。
自覚がないので、
いくらママがたずねても
「学校で嫌なことはない」
「ストレスはない」
と答えます。
こんな理由で、
「行きたいけど行けない」状況が
生まれるのです。
ですからいくら表面的に
朝起きれるようにしても
勉強だけはと塾に通って
遅れを取り戻そうとしても
根本の理由にアプローチしなければ、
いつまでたっても、
学校のストレスを越えられない
ということ。
でも大丈夫!理由が分かれば
やることは決まってきます。
3.「行きたいけど行けない」発言が出たらすぐにサポートをすべき理由
「行きたいけど行けない」
この発言が出たら、
すぐにサポートを開始してほしい理由。
それは、
行きたいけど行けないを
解消するには少なくとも3カ月
かかるから。
今すぐにサポートを開始しても
脳のネガティブな反応を変え、
挑戦する力が出てくるのに
3か月かかるからです。
※当然、個人差がありますので、
もっと早い子もいれば
遅い子もいます。
起立性調節障害のお子さんの
青春の時期はあっという間、
すでに失われた青春の時期
(これは学校での青春に限らず、
お子さんが自分の居場所で
活躍するという意味)
を考えると、今すぐのサポートが
必須です!
さらに思春期は
アイデンティティ確立の時期。
健全な自己像を作るためには
自信と他者との良好な関係が
必要です。
「今」だけじゃない、
これからの人生をも左右する
思春期の大事な時期に、
いち早くサポートをしてあげると、
お子さんの明るい未来に
近づけると
お分かりいただけたでしょうか?
4.行きたくても行けないお子さんがたくましく学校復帰したストーリー
昨年7月に「行きたくても行けない」
そんな状態で感情コントロールが
きかなくなった中学2年生の
女の子のママが受講を決めました。
起立性調節障害の症状が
落ち着いた後も動き出さない
娘さんへのサポートにお困りでした。
お子さんが
何につまづいているのか
何がネックになっているのか
全くわからず、
いつまでも動き出さない現実に
途方に暮れていたんです。
ですが「正しい」サポート法で
サポートすると、
1か月後
笑顔が増える、穏やかになる
2か月後
「これやりたい!」が出てくる。
ママにNOが言える。
お手伝いやウォーキングなど行動する。
3か月後
「学校行ってみようかな」と
トライできる。
自分の気持ちを人に伝えながら
気の合うお友達を見つけることができた。
こんな風に変化していきました。
こんな変化が起きたのは
回復ルートに沿って、
お子さんのネガティブ思考を
リセットしたから。
ネガティブ思考がなくなったことで
自分を責めなくなり、
対人不安も解消、
「やってみよう」精神で
トライできたからでした。
5.「行きたいけど行けない」起立性調節障害のお子さんのサポート
起立性調節障害のお子さんの
「行きたいけど行けない」時の
サポートのポイントは
①お子さんの脳タイプ
②回復ルート
を知ること。
この二つが分かっていれば
やるべきサポートが明確です!
脳タイプは「不安を感じやすい」
「ネガティブな情報をキャッチしやすい」
そういうお子さんです。
(ここは詳しくは個別相談で
脳タイプ診断をすれば分かります。)
脳にこびりついた
ネガティブな強い記憶を
ポジティブな記憶で上書きして
不安を解消しましょう。
そのうえで
起立性調節障害のお子さんには
回復ルートがあり、
飛び級制度はありません。
回復の期間は
いかにこの回復のステップを
確実に踏ませていくかに
かかっています。
「行きたいけど行けない」のが
どの脳タイプのお子さんの発言で、
どの時期なのか、
ここを確認することで
すべきサポートは違うのです。
※回復ルートに関しては
小冊子や関連記事をお読みください。
あなたはどんな風にお子さんを
導きたいですか?
あと3か月のうちに
お子さんを苦しめる
ネガティブ思考とサヨナラするか
これから先も戦い続けるか、
それを決めるのはお子さんではなく、
あなたです。
お子さんを導く大事な役目のある
ママが正しい方法を知って
まっすぐに回復を導いてあげましょう。