1.起立性調節障害のこだわりタイプのお子さんの「困り」
こだわりタイプのお子さんで
目立つ「お困り」は自己主張が強いこと。
マイルールやこだわりを
ほかの子にも主張して
煙たがられたりします。
また思い通りにならないことに
強いストレスを感じます。
自分では悪気はないため、
お友達に嫌われたりすると、
さらに自信を失います。
ですが、こんなお困りが目立つ一方で
こだわりタイプのお子さんのお困りは
それだけではないんです。
2.こだわりタイプのお子さんの別の「お困り」
こだわりタイプのお子さんの中には
仲良くなろうとちょっかいを出すのですが
嫌がっているのに気づかず
しつこくちょっかいを出しすぎて
きらわれてしまい、
失敗体験を経験を積んでしまう、
なんてこともあります。
そのために遠慮しながら
他者と関わるようになります。
お友達が大好きなので、
顔色を読もうとするのですが、
なかなか表情が読めずに、
気疲れしてしまいます。
仲良くしようと頑張っているのに
失敗体験となり
だんだんと自信を失っていく
パターンです。
また、
人から見た自分を意識できずに
身だしなみが整わないまま
外に出ることで、
人からからかわれたりして
自信を無くすお子さんもおられます。
人と接すること自体が失敗体験の
記憶になり、だんだんと集団を
嫌がるようになるお子さんです。
3.こだわりタイプのお子さんが手を出さなくなった成長ストーリー
昨年10月から受講の中学1年生の
こだわりタイプの男の子のママ。
支援級も利用しながら
クラスで授業も受けていました。
いつも同じ子にからかわれて
そのたびに手を出してしまう…
そんなお悩みを抱えていましたが、
受講後3か月で、
からかわれても手を出さなくなりました。
と報告が入るように。
自信を回復し
感情をコントロールできるように
なったからでした。
ママがやったのは
脳を育てる順番通りに
声かけを変えていっただけ!
なんと今まで苦手意識のあった
勉強でも成果を上げるように
なっていったのです。
嫌だった自転車の練習にもトライしたり
苦手だった祖母の家も
一人で行けたり、
いろんな力が伸びていきました。
このように、
こだわりタイプのお子さんも
社会性がどんどん伸びていきます。
ぜひ、集団の場で
困りがあるお子さんも
お家でのサポートで
集団生活を楽しい場所に
変えてあげませんか?