兄弟がいると難易度UP!?完璧主義で怒りが長引く子への関わり方

朝起きられない

さて今日は

 

「兄弟がいると難易度UP!?

 完璧主義で怒りが長引く子への関わり方」

 

というお話です。

 

今日は、

受講前の方からいただいた

とても大切なご相談を

もとにお話しますね。

 

先日、早朝からスポーツの大会。

体調の心配をよそに

頑張ってくれた息子さん。

 


「よかった…!」と

胸を撫でおろしたのも束の間。

帰ってきたら、

ちょっとした親子のやりとりから

息子さんが大爆発。

 

大泣き、暴言、物に当たる…

一晩経っても怒りはおさまらず、

今日も部屋にこもってYouTube。

 

そんな中、妹さんは…

「なんでお兄ちゃんだけずるい」

「兄弟にならなければよかった」

「もう死にたい」

そう言うほどにストレスが

たまっているご様子でした。

スマホやゲームのルールは

兄弟がいると、

途端に難易度が上がります…

 

こんなご相談は

実はよくあることなんです。

 

息子さんは一気に緊張がほぐれた

瞬間に琴線に触れる出来事で

感情が爆発し、

ゲームに逃避したい状態。

 

妹さんもぎりぎりのところで

頑張りすぎているからこそ

自由にやっているお兄さんに

不満を持つ…

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そんな状態です。

 

ポイント1

問題は「ルール」じゃない!

 

「ゲームやYouTubeのルールを

兄弟でどうしたらいいの?」

よくいただくご相談です。

 

でも実は、ここで大切なのは

時間を増やすか減らすかよりも…

 

それぞれの脳の状態を考えること。
 

公平=みんな同じ

ではありません。

 

朝から大会で全エネルギー使った子と、

日常生活を頑張れている子。

 

必要な回復時間が違えば

必要なサポートも違って当然。

 

脳の性質に合わせた関わりをすると、

長引く怒りや不安は

落ち着きやすくなります。

 

例えば頑張っている妹さんに

特別にママとの二人時間を作るとか

「頑張っているから」とご褒美を

あげるとか、そんな頑張りを認める

声かけが効果的です。

 

もう一つは、

不満を持つ妹さんにも

ケアが必要な状態の場合もあります。

 

観察してよく見極めましょう。

 

 

ポイント2

怒りが長引く脳の中で何が起きているの?

 

怒りを言葉で整理したり

伝えたりできない子は

 

「緊張がとれた直後」に

感情のブレーキが効きにくくなります。

 

体調の心配と大会という大イベント。

 

帰宅後は、緊張がとけ

一気にタガが外れるタイミング。


だからこその大爆発だったんですね。

決してワガママではなく、

脳がキャパオーバーだっただけ。

 

お子さんの状態を正しく

キャッチできれば無駄に

慌てる必要はありません。

 

【今日からできるサポート】

 

①「頑張った分、緊張が解け

 感情のタガが外れている」と

まずは脳の状態を理解する。


妹さんには「不満は当然」と言葉でケア

し、特別にママとの時間やご褒美設定。

 

③同時に、

兄弟それぞれ順番通りに脳の成長を促す。

 

こんなサポートでその場しのぎの

対応ではなく、

脳が育つサポート

でしっかり成長させましょう。

 

子どもの心は

分かってもらえると落ち着けます。

 

ママはいつも巻き込まれずに

フラットモチベーションで

お子さんの荒れた脳の反応を

落ち着かせていきましょう。

 

それが回復への第一歩です。

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今日はここまでです。

 

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