受験間際!パニック障害を起こしていた中3女子が朝一で自力登校できるようになり合格を勝ち取ったストーリー

生徒さんの変化

1.受験間近の中3女子のパニック障害

中学受験を控えた
中学3年生の11月、

この女の子のママが受講を
開始されました。

 

知能が高いタイプのお子さんで、
「お友達と仲良くしたいけど、
できない…」

そんなコミュニケーションの面での
お悩みも抱えていました。

 

中学1年生で起立性調節障害を
発症されていましたが、

高学歴なご両親の意向もあり、
午後からできるだけ毎日
通っていました。

それだけに、
脳に負荷がかかり続け、

自律神経のバランスも崩し、
不安もMAXでパニック障害まで
起こされていました。

 

「なんとか、治ってほしい」
との強い思いでご両親で受講を
開始されました。

 

2.受験期のサポートが困難を極めるワケ

実はこちらの親御さんは
ご夫婦でお医者さんでした。

あらん限りの医療の知識、
伝手をたどって、
色々試行錯誤されていましたが、

なかなかよくならない
娘さんをご心配されていました。

 

高校にもしっかり通ってほしい、
だけどこのままでは
受験すら危ういかも、
という状況でした。

 

午後から診療中のママを電話で
呼ぶと、送ってもらう車の中で
パニックを起こされていたお子さん

心身ともに限界に近い状態。

 

それでも「行かねばならぬ」の
強い意志で通い続けていたのです。

 

塾では入り口に立ち尽くし、
なかなか一歩中に入れないという
ことが続いていました。

聴くほどに、
一刻も早く救ってあげたいお子さん。

 

私もこの切羽詰まった受験期に
状態の芳しくないお子さんを
すくうために全力を尽くそうと
思いました。

すぐに休ませてあげたい、
でもそうはいかないと感じている
親子にどれほどの効果を出せるか…

そう心配したものですが、
そこから先、この親子の見せた
快進撃は目を見張るものでした。

 

3.声かけを変えて親子で一気に成長したディスタンシング

肯定の声かけをして、
指示出しのステップに進んでも、

お子さんの気持ちは落ち着きつつは
あったものの、

依然としてパニックは
おさまっていませんでした。

 

本当に受験まで
持つだろうか…

そんな心配が尽きない中…

そんなお子さんに大きな変化が
現れたのはステップ3の
ディスタンシング。

親子の適切な距離感を
覚えていくステップでした。

 

ここをしっかりやっていただくと、
何とお子さんは
自分で朝一で起きて、
制服に着替えて
バス通学するようになったんです!

これまでの送迎の車内で
起こしていたパニックが嘘のように、

スーッとおさまり、
感情コントロールしながら、
言葉で気持ちを伝えてくれるように
なりました。

 

こんなお子さんを見て、
ママもこうおっしゃいました。

「私がこの子を何とかしてあげないと
と思っていたのに、違うとわかりました。

この子の成長にふたをしていたのは
私で、この子の力は私が
思っている以上に備わっていると
信じられるようになりました。」

 

ここからはママも楽になり、
お子さんも受験勉強に
しっかりロックオンして、

県下の最難関高校に
合格され、

勉強と部活を両立して、
今でも元気に通っています。

とはいえ、
受験期のサポートは
困難を極めます。

ぜひ、受験生になる前に
サポートを開始されてくださいね。

 

 

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