「洋服買って!」とかんしゃくを起こしていた中1女子が感情コントロールできるようになったストーリー

生徒さんの変化

1.ある競技でU18日本代表の最終選考で不合格

中学1年生の女の子。
ある競技でU18の日本代表
の最終選考まで進んだほどの

運動神経抜群の子。

ですがそこから、
中学の部活に入ったことで、
だんだんと歯車が狂い始めました。

クラブチームだったころは
メンタルトレーニングも学んだ
監督やコーチの指導を受けていた
お子さん。

ですが、急に同調圧力の強い
部活の体制になったことで

強い違和感や失敗体験を
積んでいきました。

そうして起立性調節障害
発症。

学校にも通えなくなりました。

「行きたいけど、行けない」
そういうお子さんに
どうサポートをしてあげたらいいのか
分からずに受講を決断してくださいました。

 

2.受講後すぐに起きた予期せぬ変化

肯定の注目を始めると、
今まで頑張り続けた反動か

ママに対して反抗的
なっていきました。

同時に容姿に固執し始め、
化粧品や洋服など
たくさんねだるように
なりました。

最初は少しだけならと
思って買っていたのが、

だんだんとエスカレートするので、
お小遣いからということで
説明すると、

お子さんが急に怒りだし、
不満を爆発させました。

これまでこんなことが
なかっただけにママも
驚きました。

さらには、ネット注文の
洋服を買ってもらえないと、

キッチンから包丁を持ち出し、
ママに向けることもありました。

ですが、学んだとおりに
ディスタンシングして、
落ち着かせるように努めました。

すると、だんだんと
自己コントロール力を
取り戻すようになりました。

お子さんがある日こういいました。

「なんで、あんなことを
したんだろう…。

自分でも分からない。」

と。

ご自分で感情コントロールが
出来るようになったからこそ
出てきた言葉でした。

 

3.どんなお子さんも適切に言葉で思いを表現できるのが大事

こだわりタイプのお子さんに
多いのですが、

好きなものを集めたり、
コンプリートさせたい傾向
あると、

まだ自己肯定感が育ち切れずに
感情コントロールが十分でない時期、

金銭面の課題
こういった依存的な行動
見られることがあります。

ですが、
自分の感情や思いを
きちんと言葉で周囲に
伝えることは

集団に戻るうえでは
とても大事です。

ですので、
感情面のコントロール力
育てて、

そして適切に言葉にできるように
サポートが必要なのです。

こうして、この女の子は
3か月後、
学校にトライしてみるだけの
力が育っていました。

行ったり休んだりしながら、
誰の目も気にせず、
穏やかに学校にトライすることが
できました。

このように、
感情コントロールは
集団生活に戻るうえでは
必須課題。

それを思春期のうちに
解決できるとその後の人生も
変わります。

お子さんの本当の課題への
アプローチしてみませんか?

 

 

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